【作品誕生ストーリー】
女性は上京してから友達がいなかった。
大人しい性格で自分から
声をかけることもできず、
いつも1人で過ごしていた。
自分に自信がないから
「こんな私が話しかけていいんだろうか」
と思ってしまっていたのだ。
ある日、同僚から
「今日の仕事終わりにみんなと一緒に
飲み会行かない?」
と誘われても
(私なんか行ったところで
面白い話とかもできないし、
どうせ端っこで1人飲むことになる)
そう思ってしまい
「あ、いや私はやめておきます…」
といつも断ってしまう。
いつの間にか誘われることも
なくなってしまった。
女性はその日の仕事を終えて会社を出た。
そしていつものように
家に向かって歩いていた。
「はぁ〜、今頃みんな飲み会楽しんでるのかな」
そんなことを呟きながら
とぼとぼ歩いていたら
急に霧が出てきて女性を包み込んだ。
女性は目の前が見なくなって
思わず足を止めた。
霧はすぐに晴れ、
女性はまた歩き出そうとしたら
何か様子がおかしいと気づき
あたりを見渡すと
さっきまで道路にいたはずなのに
女性は森の中にいた。
「あれ?ここどこ?」
と女性は驚きその場に立ちすくんでいた。
するとどこからか水の音が聞こえてきて
女性は音のする方へ
引き寄せられるように足を進めた。
歩いていくとそこには
綺麗な泉があった。
聞こえてきた音は泉の水が
湧き出る音だったのだ。
その泉は水色のような緑のような
透き通る綺麗な色に輝いていた。
女性は泉を見て思わず
「きれい…」と言葉が出た。
女性が泉を見ていると
泉の真ん中に何かが浮いていることに気づいた。
「なんだろう?」
と女性が見ていたら
泉の水面に浮かぶものがふわふわ動きながら
彼女に近づいてきた。
近くに来ると姿が見えてきた。
それは人の姿をしていて、
背中には金色の羽が生えていた。
女性は
「もしかして妖精?」
と言った。
すると人の姿をした生き物が彼女に
「私はロッホ」と
話しかけてきた。
ロッホは女性に
「もっと自分に自信を持って」
「あなたにも心を許せる友達ができるわ」
そう言うと女性の手を取って
何かを手に置いた。
そしてロッホは
「話しかける勇気が出ないとき、この石があなたの背中を押してくれるわ」
と言った。
女性は手を見るとそこには
青緑に輝く石があった。
「この泉と同じ色、きれい」
「ありがとう、ロッホ」
と女性が言った途端、
また濃い霧に包まれ霧が晴れた時には
女性はいつもの帰り道にいた。
次の日彼女はいつものように出勤した。
仕事をしていてふと隣の同僚のデスクの上に
小説が置いてあるのを見つけた。
それは女性の好きな作家の小説だった。
女性は
「私もこの作家さん好きなの」
と同僚に言いたいと思ったけど
なかなか言い出せなかった。
その時、女性はロッホのことを思い出し
鉱石を手に取り握りしめた。
すると不思議なことに
なんだか勇気が湧いてきて
話しかけられるような気がしてきた。
そして女性は思い切って同僚に話しかけた。
「私、その小説書いた作家さん好きなの。
◯◯さんも好きなの?」
同僚は少しびっくりしたようだったけどすぐに
「え、そうなの?私も好きなの!」
と笑顔で答えてくれた。
その後2人は休憩時間に
小説の話で盛り上がった。
ロッホのおかげで女性に初めて
趣味の合う友達ができた。
ーーーーー
・サイズ
チェーン約40cm+アジャスター約5cm
ペンダントトップ約3cm
・素材
チェーン:丹銅
ペンダントトップ:レジン、ワイヤー(銅線にポリウレタン加工を施したもの)
【作品誕生ストーリー】
女性は上京してから友達がいなかった。
大人しい性格で自分から
声をかけることもできず、
いつも1人で過ごしていた。
自分に自信がないから
「こんな私が話しかけていいんだろうか」
と思ってしまっていたのだ。
ある日、同僚から
「今日の仕事終わりにみんなと一緒に
飲み会行かない?」
と誘われても
(私なんか行ったところで
面白い話とかもできないし、
どうせ端っこで1人飲むことになる)
そう思ってしまい
「あ、いや私はやめておきます…」
といつも断ってしまう。
いつの間にか誘われることも
なくなってしまった。
女性はその日の仕事を終えて会社を出た。
そしていつものように
家に向かって歩いていた。
「はぁ〜、今頃みんな飲み会楽しんでるのかな」
そんなことを呟きながら
とぼとぼ歩いていたら
急に霧が出てきて女性を包み込んだ。
女性は目の前が見なくなって
思わず足を止めた。
霧はすぐに晴れ、
女性はまた歩き出そうとしたら
何か様子がおかしいと気づき
あたりを見渡すと
さっきまで道路にいたはずなのに
女性は森の中にいた。
「あれ?ここどこ?」
と女性は驚きその場に立ちすくんでいた。
するとどこからか水の音が聞こえてきて
女性は音のする方へ
引き寄せられるように足を進めた。
歩いていくとそこには
綺麗な泉があった。
聞こえてきた音は泉の水が
湧き出る音だったのだ。
その泉は水色のような緑のような
透き通る綺麗な色に輝いていた。
女性は泉を見て思わず
「きれい…」と言葉が出た。
女性が泉を見ていると
泉の真ん中に何かが浮いていることに気づいた。
「なんだろう?」
と女性が見ていたら
泉の水面に浮かぶものがふわふわ動きながら
彼女に近づいてきた。
近くに来ると姿が見えてきた。
それは人の姿をしていて、
背中には金色の羽が生えていた。
女性は
「もしかして妖精?」
と言った。
すると人の姿をした生き物が彼女に
「私はロッホ」と
話しかけてきた。
ロッホは女性に
「もっと自分に自信を持って」
「あなたにも心を許せる友達ができるわ」
そう言うと女性の手を取って
何かを手に置いた。
そしてロッホは
「話しかける勇気が出ないとき、この石があなたの背中を押してくれるわ」
と言った。
女性は手を見るとそこには
青緑に輝く石があった。
「この泉と同じ色、きれい」
「ありがとう、ロッホ」
と女性が言った途端、
また濃い霧に包まれ霧が晴れた時には
女性はいつもの帰り道にいた。
次の日彼女はいつものように出勤した。
仕事をしていてふと隣の同僚のデスクの上に
小説が置いてあるのを見つけた。
それは女性の好きな作家の小説だった。
女性は
「私もこの作家さん好きなの」
と同僚に言いたいと思ったけど
なかなか言い出せなかった。
その時、女性はロッホのことを思い出し
鉱石を手に取り握りしめた。
すると不思議なことに
なんだか勇気が湧いてきて
話しかけられるような気がしてきた。
そして女性は思い切って同僚に話しかけた。
「私、その小説書いた作家さん好きなの。
◯◯さんも好きなの?」
同僚は少しびっくりしたようだったけどすぐに
「え、そうなの?私も好きなの!」
と笑顔で答えてくれた。
その後2人は休憩時間に
小説の話で盛り上がった。
ロッホのおかげで女性に初めて
趣味の合う友達ができた。
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・サイズ
チェーン約40cm+アジャスター約5cm
ペンダントトップ約3cm
・素材
チェーン:丹銅
ペンダントトップ:レジン、ワイヤー(銅線にポリウレタン加工を施したもの)