Silver near house story　展示

※別作品のストーリー紹介ページです 深い深い森を幾つも抜けて 高い高い山を幾つも抜けた先に 変わり者ばかりが集まる大きなお屋敷がありました。 そこには”雨の嫌いな偉そうなカエル”や ”食べてばかりの太り過ぎのウサギ”が 毎日お茶ばかり飲んで暮らしています。 このお屋敷のオーナーは偉そうなカエル 彼は故郷の綺麗な湖で掘り当てた石油のおかげで たいへんお金持ちになりました。 しかし湖を石油で汚した彼を水辺の仲間たちは ひどい言葉で罵りいじめたのです。 彼は同じく働かず食べてばかりで嫌われていたウサギを連れて 水辺を出ることに決めました。 それから彼は深い深い森を幾つも抜けて 高い高い山を幾つも抜けた先に大きなお屋敷を建てました。 好きなことだけして生活出来て誰も自分をいじめないお屋敷を 来ることのない友だちの為に沢山のカップとイスを用意して 故郷の湖を思い出す雨を嫌い室内でも傘をさしながら 彼らは毎日お茶ばかりを飲んで生活しています。