ホビーラホビーレ、
という手芸屋さんのデザインを
同店の紫の糸で仕上げました。
縁はラメの刺し子糸で装飾を施してあります。
普段はネイリストをしておりますが
数年前から空き時間で刺し子をするようになり、
今回初めて出品致します。
~製作する時に大事にしていること~
・1針1針図案に忠実に
・裏から見ても綺麗な処理
・透かして見た時の美しさ
刺し子は、
模様が複雑であればあるほど、
裏側の処理の仕方、2枚布の間に通す糸の多さ
に個人差が出ます。
(針を刺す回数を減らすために、製作方法のガイドでも糸のくぐらせに関しては無視されていることが多いです)
他にも出品されている方が多い中、
自分の刺し子の魅力をお伝えするのが難しく感じましたが、1針1針大切に製作しており、完成するまでに数ヶ月かけております。
何かわからない点がありましたら、お気軽に質問頂けたら嬉しいです。
~刺し子とは~
かつては武家の子女たちの行儀見習い、精神修養としても奨励されたことがあったようですが、
その後時を重ねて
嫁入り道具の一つとなりました。
婚家の門をくぐったら二度と戻れないと言われた時代に、嫁ぐ娘に異なる模様を施した何枚もの刺し子を手渡したのだそうです。
昔は糸の染料が落ちやすく、布巾を水に通すと布が淡く色づき、そこから人々は婚家の家に早く染まるようにとの思いを重ねたのだそうです。
その中、染まる布巾の四方の縁だけは、使い込んでも決して染まらないのだとか。
婚家で幸せになっても、実家の色をそっと忘れずにいてほしい、という母心もそこには含まれていたのでは。。。との考えもあったかもしれません。
大正の終わり頃までは風習として続いていたようです。
昭和に入り、タオル地のふきんが広まったこともあり、刺し子の布巾は少しずつ姿を消してしまったようです。
ホビーラホビーレ、
という手芸屋さんのデザインを
同店の紫の糸で仕上げました。
縁はラメの刺し子糸で装飾を施してあります。
普段はネイリストをしておりますが
数年前から空き時間で刺し子をするようになり、
今回初めて出品致します。
~製作する時に大事にしていること~
・1針1針図案に忠実に
・裏から見ても綺麗な処理
・透かして見た時の美しさ
刺し子は、
模様が複雑であればあるほど、
裏側の処理の仕方、2枚布の間に通す糸の多さ
に個人差が出ます。
(針を刺す回数を減らすために、製作方法のガイドでも糸のくぐらせに関しては無視されていることが多いです)
他にも出品されている方が多い中、
自分の刺し子の魅力をお伝えするのが難しく感じましたが、1針1針大切に製作しており、完成するまでに数ヶ月かけております。
何かわからない点がありましたら、お気軽に質問頂けたら嬉しいです。
~刺し子とは~
かつては武家の子女たちの行儀見習い、精神修養としても奨励されたことがあったようですが、
その後時を重ねて
嫁入り道具の一つとなりました。
婚家の門をくぐったら二度と戻れないと言われた時代に、嫁ぐ娘に異なる模様を施した何枚もの刺し子を手渡したのだそうです。
昔は糸の染料が落ちやすく、布巾を水に通すと布が淡く色づき、そこから人々は婚家の家に早く染まるようにとの思いを重ねたのだそうです。
その中、染まる布巾の四方の縁だけは、使い込んでも決して染まらないのだとか。
婚家で幸せになっても、実家の色をそっと忘れずにいてほしい、という母心もそこには含まれていたのでは。。。との考えもあったかもしれません。
大正の終わり頃までは風習として続いていたようです。
昭和に入り、タオル地のふきんが広まったこともあり、刺し子の布巾は少しずつ姿を消してしまったようです。