あなたの物語を帽子にしませんか？オーダー作品について

大切な人がいますか？元気にしたい人はいらっしゃいますか？ 誰にも忘れられない思い出や自分だけの宝物、それを見ると蘇る情景があります。 ＜一緒にプレゼントを作り上げませんか＞ このページはオーダー作品のご案内となっております。 ＊お問い合わせ方法 メッセージ画面から、下記の3点にを参考に簡単なオーダー内容をお伝えください。 ☆お聞きしたいこと☆ 1.プレゼントしたい相手（自分）の物語 2.装飾に使用したいアイテム（思い出のボタン・モチーフ・布・好きな花の情報など） 3.好みの色、よく身に付けている色 この他に大まかなデザイン、サイズ、納期、価格などのやり取りをさせていただきます。 特別な場合以外は、材料はこちらでご用意します。ボタン等の思い出の品をご送付いただくときの送料はご注文者負担となりますのでご了承ください。 ご参考納期は、作品のコンセプトとボタン等の受け取り完了から一か月以内。 ご参考価格は、8.000円～15.000円（特別な材料をご希望の場合は、ご相談となります）。 完成した時点で『専用ページ』での購入手続き、ご送付での納品となります。 送付方法はレターパックプラスを利用いたします。 ＜ご注意点＞ ハンドメイドの商品ですので、基本的に返品はご遠慮ください。 また、お手持ちのモニターにより多少の色の違いがある恐れがあります。気になる点がございましたらお気軽にご質問ください。 『専用ページ』の掲載期限のご希望や写真掲載・物語の掲載・価格掲載についてはご希望をお伺いします。 📖私の物語📖（ご参考に） 私は自分の好きなデザインで大好きな糸を使い、手持ちのボタンやモチーフを付けたいろんな帽子を作って自分で被って楽しんでいました。 まだ、販売をすることを考えてもいませんでした。 そんな頃、一人のご婦人が小さなボタンを手にして話を聞かせて下さいました。 それは長い年月を一緒に過ごし子供を養うために働き続けたご主人の最後の制服のシャツボタンでした。 ご婦人にとって、ご主人のシャツに毎日アイロンをあてることが一日の終わりだったそうです。退職を迎えた日、「もう処分していいよ。」というご主人の言葉に頷きながら、どうしても一つボタンを取っておきたいと思ったそうです。最初は固くてボタン穴に潜りにくかったこと、何度も付け直したこと「毎日のアイロンがけは面倒だったけど、やらなくてよくなるとちょっと寂しかったよ」と笑っておられました。 「私以外、誰にとっても何の値打ちもないものだけど、これを飾りに使いたいの変かな？」 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 小柄な80代の女性が聞かせてくれた話は、週に一度の礼拝のことでした。 「病院以外の決まった外出は、これだけなのよ」と冗談交じりに笑いながら、頭髪を指し「髪が薄くなってぺったんこ！」と…。 「みんなオシャレしてくるのよ」と困り顔で言われるには、シックなお洋服を好み、派手に目立つのは好きじゃないけれど髪はいつも整えていたい。 薄くなった髪で人前に出るのが、「こんな年だけど、やっぱり嫌なのよね～。」 この女性の室内に入っても脱がなくてよくて、髪を隠してるように見えない帽子が欲しいというご要望が私にとって他人のために帽子を作ろうと考えた最初になりました。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 20代の女性からおばあ様へのプレゼントにとご相談を受けたこともありました。 普段、施設で暮らされているおばあ様と家族で花見に行く予定をしていて、楽しみにしているおばあ様に新しい物を何かプレゼントしたい。 「まだ少し寒い日もあるから毛糸の帽子がいいと思いました。写真もたくさん撮りたいのでお気に入りのパープルの上着に似合う色が良いです。」 とご希望が添えてありました。 おばあ様の髪の色や形は？ 好きな色味は？ 何度かやり取りをしながら、薄桃色の糸を使った帽子を作りました。ポイントに派手になりすぎないように葉桜になった頃の桜の葉のモチーフを飾りました。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 最後までお読みいただきありがとうございました。 ご縁がありますように。