【張子人形】飾り牛

★ハンドメイドのためサイズや形、表情などが、 写真と実際の作品で違う場合があることをご理解頂いた上でご購入ください 真っ赤な神牛に金と紺のドットをあしらい、 背中には牛と所縁の深い天神様（菅原道真公）の梅が描かれた布を描いています。 丑年の2021年に先駆けて、ゆっくりでも力強い牛の歩む姿にあやかりたいものです。 「飾り牛」という言葉の本来は、 広島県の「壬生の花田植」という田植え時期に行う行事の中で、 美しく飾り付けられた牛のことを「飾り牛」と呼ぶことから来ています。 この牛に代掻き（しろかき）という田植え直前の地ならしのような作業をして、 お囃子や歌に合わせて田植えをすることを「花田植」と呼び、 特に美しい「飾り牛」が登場する「壬生の花田植」は、 2011年にユネスコ無形文化遺産となっています。 【サイズ】 幅7.5x高さ5.0x奥行4.0cm 【素材】 和紙、胡粉、アクリルガッシュ 【張子とは】 "だるま"や"赤べこ"に代表される造形技法で、 原型に濡れた和紙を貼り、乾いたら型を抜いて、 胡粉という日本画などで使用される貝殻の粉で、 コーティングをして着彩するハンドメイド品です。 1点1点手作りですので同じ種類のものでも表情など微妙な違いをお楽しみください。 【今日の玩具】 東京・西荻窪で、全国の郷土玩具や伝承をベースにしながら、 現代的にアップデートした張子人形を制作しています。 『今日の玩具』とは郷土玩具を文字ったHARICOGRAPHYのシリーズです。 単に子ども向けの「玩具」ではなく、親や大人や共同体が子どもたちに向けた、 “健康”や“安全”といった「願い」を込めた「玩具（願具）」であることを念頭につくっています。 また大人たちが、自身のかつての子ども時代を振り返るきっかけとなるような、 どこか“懐かしい”風情をお楽しみ下さい。