藍染　手作りペット服手縫い絞り染め

真っ白な綿の生地でいろいろなサイズのノースリーブタイプの犬服を作ります。 背中あたりに水に消える染色用のペンで柄を自由に描いていきます。全体に柄が描けたら、針と糸で一柄ずつチクチク縫い絞りしていきます。目のところは小さなビーズなど入れて柄を完成させます。柄の全体が縫えたら縫い忘れがないかチェックして、それぞれの糸をギュッと引っ張ります。最後の糸まで全部引っ張ったら縫いの完成です。 半日ほど水に漬け込み軽く脱水して、天然の染料で手染めのスタートです。絞っている箇所を出来るだけ広げて染めムラができないように何度も何度も繰り返し漬け込んでは絞ってあげて空気に触れさせながら染めていきます。目指す色合いに染まったら水洗いをします。軽く脱水してかわかします。よく乾いたら、1箇所ずつ絞りの糸を解いていきます。全体の糸が解けたら、ほどき忘れがないかを確認して水洗いして灰汁の成分を洗い落とします。 生地を乾かします。乾いたら色が移らない加工を施します。そして、最後の水洗いをします。裏返して陰干しします。 生地が乾いたら当て布をしてアイロンかけて藍染の犬服の出来上がりです。 オーガニックのシャンプーを使って洗ってもらってたワンチャンが「こちらの犬服を着はじめたら、かゆがらなくなってシャンプーの回数が減ったのよ」と飼い主さんから嬉しいお言葉いただきました。 素材は綿ジャージです。 徳島産のタデ藍をおよそ20年近く使っております。