カラーエッチング
2版多色摺り
心を込めて作り、摺り上げました。
銅版画の多版摺りは版作りも時間がかかりますが、摺りも繊細です。
1枚摺りあげるのに、とても神経を集中させて行うのです。
これは、ヘイター摺りという技法を使っています。
版にインクを詰めて摺る時、柔らかいインクの上には固いインクが乗らないという性質を利用する方法です。
色によってインクのオイル加減を変えることで、1版に多色をローラーなどで、入れました。
多版の場合は、プレス機で圧力をかける瞬間に、色が混ざり合うので、出来上がりを想像しながらの制作。
それが、面白みでもあります。
そして1枚1枚、全く同じように摺るのは、至難の業です。
なので、ちょっとずつ摺りの印象が違うことも味の一つと考えます。
機械ではないのですから・・
はな子と飼育員さんとの、自然で心あたたまるふれあいの様子を見るのが楽しみで、井の頭自然文化園に、何度も通いました。
はな子は、飼育員さんに良く懐いている様子でした。
はな子は、時期によって、間接飼育(準間接飼育)と直接飼育の両方で、飼育されていました。
この版画は、直接飼育時代の様子です。
桜の季節、はな子が熊手で遊んでいるところを中心に、S飼育員さんがはな子の体をきれいにしてあげているところや、ゾウ舎の建物、ゾウ舎のまわりにあるソメイヨシノがきれいだったことや、山川飼育員さんがはな子にホースで水をかけているところ、いろいろな思い出を画面に盛り込みました。
ゾウの仲間のいない、狭い限られた空間で過ごしたはな子でしたけれど、
飼育員さんたちに大事にされて面倒を見てもらっていました。
はな子は人々に、ゾウの美しさを教えてくれました。
熊手を器用に扱い、笑った表情が可愛いはな子。
ほんとうは、もっと広い運動場と、土と、仲間がいたらよかったですけれど。
イメージサイズ 18.5×21.5㎝
紙のサイズ 29×31㎝
額のサイズ 30.5×33.8cm
アクリルガラス、マット付き
重さ1㎏
紙は、和紙をつかっています。
カラーエッチング
2版多色摺り
心を込めて作り、摺り上げました。
銅版画の多版摺りは版作りも時間がかかりますが、摺りも繊細です。
1枚摺りあげるのに、とても神経を集中させて行うのです。
これは、ヘイター摺りという技法を使っています。
版にインクを詰めて摺る時、柔らかいインクの上には固いインクが乗らないという性質を利用する方法です。
色によってインクのオイル加減を変えることで、1版に多色をローラーなどで、入れました。
多版の場合は、プレス機で圧力をかける瞬間に、色が混ざり合うので、出来上がりを想像しながらの制作。
それが、面白みでもあります。
そして1枚1枚、全く同じように摺るのは、至難の業です。
なので、ちょっとずつ摺りの印象が違うことも味の一つと考えます。
機械ではないのですから・・
はな子と飼育員さんとの、自然で心あたたまるふれあいの様子を見るのが楽しみで、井の頭自然文化園に、何度も通いました。
はな子は、飼育員さんに良く懐いている様子でした。
はな子は、時期によって、間接飼育(準間接飼育)と直接飼育の両方で、飼育されていました。
この版画は、直接飼育時代の様子です。
桜の季節、はな子が熊手で遊んでいるところを中心に、S飼育員さんがはな子の体をきれいにしてあげているところや、ゾウ舎の建物、ゾウ舎のまわりにあるソメイヨシノがきれいだったことや、山川飼育員さんがはな子にホースで水をかけているところ、いろいろな思い出を画面に盛り込みました。
ゾウの仲間のいない、狭い限られた空間で過ごしたはな子でしたけれど、
飼育員さんたちに大事にされて面倒を見てもらっていました。
はな子は人々に、ゾウの美しさを教えてくれました。
熊手を器用に扱い、笑った表情が可愛いはな子。
ほんとうは、もっと広い運動場と、土と、仲間がいたらよかったですけれど。
イメージサイズ 18.5×21.5㎝
紙のサイズ 29×31㎝
額のサイズ 30.5×33.8cm
アクリルガラス、マット付き
重さ1㎏
紙は、和紙をつかっています。