【Maysa Tomikawa】赤土 （手編みのブランケットB/かだんシリーズ）

ウェブマガジン「アパートメント」で、作家のみなさんによる作品販売イベント「アパートメントのマルシェ」を開催中！ こちらはPQさんとの往復書簡「Mais ou Menos —裏でも表でもないわたしたちの往復書簡—」を連載中の、Maysa Tomikawaさん（https://apartment-home.net/author/maysa/）による作品。さまざまな糸を組み合わせた手編みのブランケットです。 ------- うちには、たくさんの毛糸がある。半端な量だけ残ってしまったあまり糸もあれば、自分でほんの少しだけ紡いだもの、中にはセーターを編んで解いた糸も混じっていたりする。いろんな糸を組み合わせながら編むこのブランケットは、編んでいて本当に楽しい。ブランケットを広げてみると、まるで花壇のようだと思う。だから、個人的にはこの種類のブランケットは勝手に「かだんシリーズ」と呼んでいる。これまで結構な枚数を編んでいて、アパートメントのクラウドファウンディングでも編んだし、出産祝いや結婚のお祝いにも編んだ。 「赤土」は、持病の影響で、かなりメンタルが落ち込んでいたときに、花壇の土をケアするような感じで、気持ちを落ち着けたくて編んでいたもの。そのせいか色合いは少し秋めいているけれど、なんだか優しい雰囲気がする。編みながら、少しでも体調がよくなればいいなって、祈るように編んだから、今体調がよくなかったり、辛い人に使ってもらえたら、編んでいたときの祈りに守られるかもしれない。 本当に様々な糸を使っているから、指先に触れる毛糸の肌触りが全然違うので、なでなでして、違う感触を味わって欲しいです。膝掛けやベッドスロー、ソファーカバーみたいに使っても良いかなと思います。 ウール、コットン、ナイロン、モヘア、アルパカなど サイズ：100cm × 100cm 世界で一点だけの手紡ぎ、手編みのアイテムです。使っていくうちに穴が空いたり、破れたりした場合、お直しが可能です。お気軽にご相談ください。