ミニボストンバッグ（黒）≪受注生産≫

イタリアレザーを使用した、総手縫いのミニボストンバッグです。 ちょっとしたお出掛けに活躍してくれそうな、手頃で使いやすいサイズです。 革の張りや、内縫いによって現れる自然な湾曲を生かしすようにデザインしました。 単純なスクエア型にならず、微妙に柔らかい曲線的なフォルムに仕上げています。 イタリア原産の革を使用しています。 バケッタ製法という伝統的な製法で、じっくり時間と手間をかけて作られています。 オイルをたっぷり染み込ませてあり、しっとり滑らかな手触りと、透明感のある深い色艶があります。 植物の渋で鞣されたタンニン鞣しの革なので、使い込むうちにしっとりと手触りが馴染んできます。 革表面は「シボ」という皺が施されており（揉み加工）、もっちりとした優しい手触りが得られます。 また、裏地には厳選された国産豚革を使用しています。 ※本商品は受注生産です。製作に３週間程度お時間をいただきます。注文が重なった場合には更にお時間をいただく場合があります。 ※若干の仕様変更を行う場合があります ※天然素材のため、若干の色ムラ、傷などがみられる場合があります。 ※部位によりシボの入り方に違いがあります。自然度にこだわった揉み加工による個体差ですのでご了承ください。 ※サイズ変更、セミオーダー等の仕様変更は承っておりません。何卒ご容赦ください。 ファスナー ＹＫＫの高級ファスナー「エクセラ」を使用しています。 故障の少ないことに定評があります。 ポケット 内側にオープンポケット×1、ファスナーポケット×1 『玉縁』について よくバッグの角に細いパイピングが通っているのを見たことがあると思います。 このパイピングを「玉縁」と呼びます。 この商品も、胴体を玉縁が一周しています。 胴とマチの間に玉縁を挟み、これを中表に縫うことによって、引っ繰り返したときに縫い糸が玉縁で隠れて表から見えなくなります。 作品に玉縁を使う主な理由はここにあります。 玉縁には技術と手間が要ります。 市販されているバッグの中には、プラスチックの芯に薄い革を巻き付けて玉縁にしているものもあります。 確かにこの方法なら、形状の均質な玉縁が早く簡単に作れますが、いつしか革が破れて中のプラ芯が出てきてしまうことがあります。 当工房の玉縁は、芯を使わず革だけで作っています。 細い帯状にした革の中央に微妙な形で厚みを残すことによって、玉縁の丸み作っています。 玉縁に使う革には充分な厚みを残していますので、破れることはありません。 この商品は、胴・マチ・玉縁に加え、裏地の革も一緒に縫いこんでいます。 これだけ合わさるとその厚みは6㎜にもなりますが、手縫いで一針一針力強く縫っています。 この厚みを正確に縫うことによって、柔らかい曲線的なフォルムに仕上がるのです。 手縫いならではの良さです。 【サイズ】 外寸/長さ：28cm　高さ：21cm　幅：10cm 持ち手の長さ（バッグ本体から紐の頂点までの高さ）：18cm ※手作りですので、寸法に多少の誤差があります。