ピンクエピドートとストロベリークォーツについて

左のオーバルがストロベリークォーツ、右側のドロップがピンクエピドートです。 ストロベリークォーツには針状のゲーサイトが入っています。 ピンクエピドートには細かなエピドートが入っています。 お客さまに教えてもらうまで知らなかったのですが、ピンクエピドートって「(アフリカン)ストロベリークォーツ」という名前で売られているんですね。 ほうほう～と思って検索してみたら、ミンネで売ってる「ストロベリークォーツ」の八割ぐらいはピンクエピドートでした。 そもそも、ストロベリークォーツって石好きにとってはけっこう憧れの存在ですよね。高いし、売ってないし。 「ストロベリークォーツって前よりも増えたなあ～　値段下がったなあ～」と思ってみていたのですが、よく見たらそのほとんどがピンクエピドートなんですよ。 これたぶん原因があって、インドとか海外の卸さんが「Strawberry Quartz」としてピンクエピドートを販売してるからです。そこから買った人がそのまま「ストロベリークォーツ」って売ってるんだと思います。日本の卸さんはちゃんと区別してるので。というか私もまちがえて買ったことあります(笑) レピドクロサイトインクォーツをストロベリークォーツと販売してるケースもありますが、そこは石として成分が近いのでいいかなと思うんですけど、ピンクエピドートは別種の石なので。 レピドクロサイトとピンクエピドートも似ているんですが、ピンクエピドートの方がなんかもやっとしているんです。 ピンクエピドートもかわいい石なので、私も好きです。 天然石の良さというのは「みんなちがって、みんないい　(by金子みすず)」なので、買う人がよかったらそれでいいと思います。 が、ストロベリークォーツとして販売されているピンクエピドートを高いお値段で買うのはもったいないと思います。 それだったら、ここで売っているストロベリークォーツを買った方が！いいと！　私は思います！！！　(笑) 今売っているのも、ストロベリークォーツとしては最上級というわけではないですが、きっちりと針状のゲーサイトが確認できますし、なかなか出回らないのでおすすめです。