☆☆☆☆☆
夕暮れ時と夜の間(はざま)。
どこまでも続く砂浜の上に、
腰を下ろしている。
太陽はもう沈んだ。
夕焼けの色は取り残されて、
夜に染まるのを待つだけ。
夜でもなく、
夕暮れ時でもない、
中途半端な時間と空。
どっちつかずのそれは、
私そのものだ。
波だけが、
この世界を支配する音。
この空の下に存在しているのは、
私以外はそれだけ。
生温い風が髪を揺らす。
誰も居なくなった。
海は空との境界を失って、
どこまでもどこまでも続いている。
上を見上げる。
やけに鮮やかな空に、
小さな穴から光が射し込む。
この世界と一つになろうと、
風と波に身を委ね、
目を閉じてあの空を描く。
そこに浮かぶのは、
幾つもの小さな光。
誰かが手を伸ばして開けた穴から、
この世界に降り注ぐ唯一の光。
その希望に願う。
『あの子の夢が、叶いますように』
☆☆☆☆☆
【作品について】
夏の夕暮れ時と夜、そこに流れる星をイメージして制作しました。
ビーズはマット加工ながらオーロラのような輝きのものを選び、上品な美しさとなっております。
鮮やかながらも派手すぎないレジンによる三色は、夏らしい華やかさをイメージしました。
グラデーションと淡い色のラメをお楽しみください。
【重さ】
片方で3.6g
☆☆☆☆☆
夕暮れ時と夜の間(はざま)。
どこまでも続く砂浜の上に、
腰を下ろしている。
太陽はもう沈んだ。
夕焼けの色は取り残されて、
夜に染まるのを待つだけ。
夜でもなく、
夕暮れ時でもない、
中途半端な時間と空。
どっちつかずのそれは、
私そのものだ。
波だけが、
この世界を支配する音。
この空の下に存在しているのは、
私以外はそれだけ。
生温い風が髪を揺らす。
誰も居なくなった。
海は空との境界を失って、
どこまでもどこまでも続いている。
上を見上げる。
やけに鮮やかな空に、
小さな穴から光が射し込む。
この世界と一つになろうと、
風と波に身を委ね、
目を閉じてあの空を描く。
そこに浮かぶのは、
幾つもの小さな光。
誰かが手を伸ばして開けた穴から、
この世界に降り注ぐ唯一の光。
その希望に願う。
『あの子の夢が、叶いますように』
☆☆☆☆☆
【作品について】
夏の夕暮れ時と夜、そこに流れる星をイメージして制作しました。
ビーズはマット加工ながらオーロラのような輝きのものを選び、上品な美しさとなっております。
鮮やかながらも派手すぎないレジンによる三色は、夏らしい華やかさをイメージしました。
グラデーションと淡い色のラメをお楽しみください。
【重さ】
片方で3.6g