鳥のブローチ　豆アオバネワライカワセミ

鳥の手刺しゅうブローチです。 オーストラリアに生息する、アオバネワライカワセミをデザインしました。 枝にとまり、振り向きつつチラリとこちらの様子を伺っている姿です。 カワセミと言うと水辺で魚を獲るイメージがありますが、体長が４５ｃｍ程度あるこの鳥はもっぱら地上でトカゲやヘビ、昆虫などを捕獲し、その他にもネズミやヒナ鳥、さらには中型インコ、小型のカモ、はたまた同類のカワセミさえ餌食になることも！@o@ 同じ仲間で「ククク、カカカー」と人が笑うような鳴き声を出すワライカワセミとは単純に羽の色が違うだけと思いきや、名前にワライと付きながら実は笑わないというアオバネワライカワセミには不条理を感じざるを得ませんが、どうやら日本名を付けた時に失敗したようです。 ザックリ言うと、英語でクカバラと言うこの鳥は本来「笑うクカバラ」と「（笑わない）青羽クカバラ」に分けるべきところ、日本の誰かが「クカバラ＝ワライカワセミ」と勘違いしちゃったものだから、名前が「ワライカワセミ」「青羽ワライカワセミ」というややこしい結果に。^^; ブローチは一本取りで細かく刺し、持った感じは軽くカッチリしています。 翼の水色部分のみ光沢のあるレーヨン糸を使ってアクセントにしました。 目は、肉食っぽく鋭い目つきです。白目にパール系の白糸を使っているので光を受けてチラリと光ることもあります。（目自体が小さいので控えめに） 一本だけ見えている後ろ指は樹脂を使って立体感を出しています。 裏は革仕上げ、極小のブローチピンは日本製です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 大きさ：H約４.３ｃｍｘW約３.０ｃｍ 重さ：約４.０ｇ 素材：麻、刺しゅう糸、キルト芯、フェルト、厚紙、革、樹脂、ブローチピン ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー