≪受注生産≫ 無垢の木の卓上カレンダー・2021年

京都で育った杉と、間伐材印刷用紙を使用した「自然を愛する人のための卓上カレンダー」です。 手触りに温かみがあり柔らかな発色の無垢の板と、間伐材印刷用紙のざらっとした素朴な表情、やさしい水彩画を添えて、ナチュラルなお部屋にとてもなじみます。 四季のうつろいを繊細に感じていただくため、カレンダーには二十四節気が入っています。 無垢の板と間伐材印刷用紙は、それぞれ一年をとおして経年変化します。その様子も一緒にお楽しみください。 ★できるだけ二酸化炭素やゴミの少ない制作を心がけています。そのため梱包はリサイクルされた箱を使用しています。私たちの考えをご理解いただきご協力をお願いします。 【素材】 ・京都府内産木材・杉（材木屋さんから直接仕入れています） ・間伐材印刷用紙90kg（コピー紙より厚手です） ・インクジェット印刷（水濡れにはご注意ください） ・縦14ｃｍｘ横15ｃｍ 【お願い】 ・一点ずつ手作りでお届けしております。お手元まで1週間ほどお時間を頂戴いたします。どうか楽しみにお待ちください。 ・紙の裁断の若干のずれや反りなどはどうしても出てしまいます。 ・無垢の板を使用しております、木目や節など一枚ずつ変わってきます。 —-なぜ私たちは京都の木や間伐材を使っているのか—- 一本の杉が材木になるまで何十年とかかります、お祖父さんの代が植えた木がやっと今、出番を迎えます。 地域工務店の広報のお手伝いを通して毎年、林業家さんのご厚意で京都の森林に入らせてもらっています。 そこでは、豊かだった日本の森林が手をつけられず荒廃している姿でした。 植林は難題にも渡って人の手で管理をする必要がありますが、私たちが安価で流通しやすい輸入材木を使うため、日本の木は間伐などの手入れもされず、使われる事なく下草の生えない窮屈な環境で生えたままになっています。 窮屈な場所で育った根は痩せて、保水力を失い土砂崩れや洪水の一因になっています。 私はこの仕事に着くまで知らずに暮らしてきました。 そして、祖先が親しんできたスギやヒノキの手触りの優しさ、日本の風土と調和する質感など その良さを今の暮らしにデザインできたら素敵だなと思い作品にしました。