色即是空（SHIKISOKUZEKU）

色即是空（しきそくぜくう）とは、『般若心経』にある言葉で、仏教の根本教理といわれます。 そして『色即是空』というフレーズは、『空即是色（くうそくぜしき）』というフレーズと対になっています。 宇宙に存在するすべての物質や現象の根源には目には見えないが、エネルギーがあり、 このエネルギーが刻々形を変えています。 すなわちエネルギーが「空」であり、「空」から生み出される形象が「色」と解釈されます。 （むずかしいですね！） 私たちも含めすべてのものは「空」（目に見えないエネルギーにもどっていく） 虚無主義に陥りそうですが、生きている時に「こだわりすぎるな！」という教えのようです。 欲望に振り回されないで、上手に自分をコントロールしながら生きていきましょう。 ある本に「般若心経」をまとめて「いらいらするな　くよくよするな　ぎすぎすするな おおらかに　おおらかに」と書いてありました。 ちなみに英語ではForm is the emptinessという言い方もあるそうです。 木製で円の直径は5.5cmです。