工房ではこの夏、各地からお預かりした陶磁器の修理が続々と仕上がっています。
ひび割れや欠け、長年の使用で擦れた釉薬——それぞれの器には、使い手の歴史と想いが宿っています。
欠けた部分には土や釉に合わせ、各所に相応しい金継ぎや銀継ぎで表情を整えます。
割れの修復では、あえて継ぎ目を美しく見せる仕上げもあれば、ほとんどわからないように直す場合も。
器の性格や用途、お客様のご希望によって方法はさまざまです。
修理を終えた器を手にすると、息を吹き返したように真新しい表情が楽しめます。
ひとつひとつの仕事は地味ですが、時間と手間をかけてこそ、器の歩んできた歴史的価値は甦ります。
仕上がった修理品をお客様からのご依頼品は郵送開始。
サイトでは当方の手元にきた品々で修理を施した商品をご紹介して参ります。
新たな時間を刻み始める器たちの姿をお楽しみください。
*ご参考までに↓こちらのように修理を施した後に修理代金は当方負担で商品は傷有りとして価格に反映した商品をご案内しております。
https://minne.com/items/43630245
https://minne.com/items/43612470
https://minne.com/items/43596600
https://minne.com/items/43591847
https://minne.com/items/42809253
https://minne.com/items/39137801
*修理をご依頼の際はお気軽にお声がけください。
年末年始は毎年混み合います。シーズンオフ中にご依頼いただけますと納期が通常より早くお納め可能です。