【AC電源不要のおすすめライト】
春秋の夕暮れ、曇日、室内では照明があるかないかはとても大きな差になります。
当店のイベント什器にはLEDクリップライトや、横板裏にマグネットで取り付けるLEDバーライトが適しています。電源はスマホ用のモバイルバッテリーから使用できるUSB式のもので使用できますのでAC電源レンタルは不要です。容量はできるだけ大きいものがよく、安価な24000mAhあたりがオススメです。
昼光色350ルーメン（中上級LEDランタン相当）〜700ルーメンでの1日催事が可能です。予算5000円未満でカスタムが可能です。

★LEDデスクライト クリップ型 （USB）
Woputne デスクライト  https://amzn.to/2qqxnmD
これは色々と使い勝手が良いです。当店は6台使っています。商品を照らすほかに、薄暗い日は外に向けてライトを向けてブースそのものを目立たせたり、撤収時の照明に使ったりと、アームとクリップがあるので便利です。クリップが大きいので収納時に邪魔なのが欠点です。
https://www.instagram.com/p/BpgdaY-HFDh/


★LEDバーライト（USB）
アクセや小物の場合はバーライトを横板の下に取り付けると見栄えがいいです。またバーライトをもっておけばテーブルやテントやテーブルに取り付けて道側を照らす設置で目立ったりということもでき、超軽量なのでお持ちになることをおすすめします。取り付けは取り外し容易な磁石がベストです。当店はマグネットシート（反対面が粘着テープ）を使用しています。
LEDバーライトは種類が多く日々進化しているためご紹介できるものがまだ特定できていません。amazonで「LEDバーライト」「撮影ボックス」などと検索すると出てきます。
選ぶポイントでは、LEDの電球個数が多いもの、マグネット取り付けが可能なもの、長さ45cm以下、薄いもの、「昼光色 昼白色 電球色」と変更できるもの、無くてもいいですができれば防水、です。秋葉原にLED照明専門店があるので見てみるのも手です。
https://www.instagram.com/p/Bzum6hmnS97/


★モバイルバッテリー

20000mAh以上、残量表示あり、PSE認証済のモバイルバッテリがおすすめです。24000mAhなら1台でLED照明1〜2台、スマホ充電、を1日分といった感じでしょうか。


★急速充電器 
おすすめ→ 4ポート Anker PowerPort 4 (40W 4ポート USB急速充電器) https://amzn.to/2oyh6LP 

テント連日出店、出張出店の場合モバイルバッテリーを3台も4台も持ちますので、翌日のイベントに備え帰宅後やホテルでの急速充電はマストです。この充電器は4ポート同時に給電でき、容量が大きいので一度に4台までを素早く充電ができます。出張先ではAC電源数が少なく、スマホを充電すれば他が充電できなくなるためお金かけてでも入手したい物です。

白昼色と電球色（中央）、商品を照らすだけでなく周囲を照らすことにも活用できます。
https://www.instagram.com/p/BxcWQ9MH0EL/



カスタム：LED照明/バッテリ関連

横板は、簡単にご自身で変更することができます。品数を増やしたいので横幅50cmを70cmに、オリコンサイズに入るよう45cmにカット、奥行きを広げてみる、など自由にカスタマイズできます。

ホームセンターで板材とカットを行えば、数百円で仕様変更が可能です。
当店の板材は「構造用合板」というホームセンターで入手可能な板材になっています。厚さは9mmです。ホームセンターでは1カット50円ほどでその場で切ってもらえるサービスがありますのでぜひ利用してみてください。

〈板材購入時の注意点〉
「構造用合板」の9mmがない場合は、お値段が少しあがるラワン合板の9mmを使用します。この際ご注意いただきたいのは、傾向としてラワン合板は構造用合板に比べ少し厚手です。構造用合板は8.9mm前後が多く、ラワン合板は9.1mm前後が多くあります。この差0.2mmほどとわずかではありますが、横板の抜き差しに影響する値となりますので、きつくて入りにくい場合は紙やすりで削り、ゆるくてスカスカな場合は木工パテかペンキ塗装などで厚さをつくって調整するとうまくいきます。なお、当方が使用する構造用合板は平均的には8.9mmが多いのですが上質な構造用合板が入荷した場合はラワン合板と同じ9.1mm前後になっています。

参考までに0.2mmというと、コピー用紙1.5枚分ほどの厚さの違いとなります。

カスタム：横板の拡張・変更

横板や、脚の組みがキツくて入らない！！という場合があっても大丈夫です。

当店では完成発送前に組み立てテストを行っています。力を使わず抜き差しができるポイントを確認したうえで納品させていただいていますので、木材の特性を気に留めて頂きご使用ください。ややキツめな分は良いことで棚の安定性が上がります。またお客様の使用方法や先々の摩耗を考え、当初はややきつめに製作しています。

全て同じ厚さに見える板ですが、木材ですので細胞があり呼吸しています。
部分的に盛り上がっていたり薄くなっていいたり、若干の厚さの違いが全てにあります。また、湿度や乾燥具合によっても板の厚さは変わります。

キツくて入らない場合は（横板の厚さにムラがある場合）
①向きを変えて挿入してみる
②違う段で挿入してみる
③裏返して挿入してみる

これらを行って頂き、スムーズに入るポイントを見つけて下さい。後に乾燥が進んだり、使用してゆくうちに木は摩耗して薄くなりますので自然解消します。現地で組み立てに困る場合は、横板に順番の印をつけたり、厚みのある箇所に印をつけるなど対処してみて下さい。

速やかに厚さを均一にしたい場合は
①何度も抜き差しを行い摩耗で薄くする
②サンドペーパーで擦って削り薄くする

このような方法を行うことでよりご希望の固さへ調整が可能です。

それでもだめな場合
　斜め脚が歪んでいないかを確認→歪んでいればアイロンで修正（別ページ参照）https://minne.com/@waninashi/letters/17081

メンテ：抜き差しがキツい時の対処法

横板、斜め脚、歪みがあると板の抜き差しがキツくなります。板の歪みを直して使いやすくしましょう。


ゆがみ原因：水分の増減により木の中の細胞が縮みゆがみます。
　乾燥が進んだり、直射日光に長くあたったり、雨に塗れ膨らんだ状態で乾燥した場合など、木材の細胞の水分変化により起こります。表裏のうち、木材中の水分量が少なくなった側が凹側になります。よって、凸側と凹側が同じだけの水分量になれば平たく戻ります。

■直し方
①アイロンで補正
②濡らして補正

①アイロンで補正（推奨）
　アイロンを強にし、凸面にアイロンを直接あて前後させてゆきます。じっくり時間をかけてください。木材が熱くなってきたころ歪みがならされていきます。熱くなるまで5〜10分ぐらいでしょうか、木材表面が熱くなるまでスリスリし続けてください。水分が抜けてゆけば曲がりが直ってゆきます。特別なアイロンは必要はなく洋服で使っているものを兼用させることができます。テフロンのものなら焦げなどの心配が減りいいかと思います。

②濡らして補正
　片面だけ乾燥が進んだため反っていますので、反った凹側だけを濡れ雑巾で濡らし、濡らした側を地面に置き、濡らしていない反対面（凸側）を上側にします。そのまま乾燥させるか、木の上に重しを置き乾かします。30〜1時間ほどたったら変化を確認してみてください。

　
参考：無垢材のように一定方向に修正させるものと違い、合板は3層以上の木材が交互に重なっているためアイロンによる補正が効果的です。

メンテ：板の歪み修正（抜き差しキツイ時など）

無塗装でのご提供となりますため、塗装はご自身で行って下さいますようお願い致します。

色塗りは簡単！！塗装初心者ならオイルステインをオススメします。
ハケで塗って乾かすだけ、この簡単さや木目をいかせられるのがオイルステインの良いところです。ペンキは色が豊富でヴィンテージ加工もできますが、塗った後の処理が必要などコツがいくつかありますので以下参照ください。

＊＊＊当方が実際に使用しているオイルステインを紹介致します。＊＊＊
塗装：オイルステイン・油性
色　：新ウォルナット
「カンペハピオ オイルステインA」https://amzn.to/2USWFFf（Amazon販売ページ）　

商品ページでも掲載されている濃い茶色の3段棚写真がこの「新ウォルナット」という色になります。

オイルステインは板にオイルが染み込み板の厚さがさほど変わらないため組み立て式のイベント什器に適しています。ペンキは選べる色の幅が無限である一方、板の表面に層が出来るため板が厚くなり、横板を抜き差しすると色が剥がれやすくなったり抜き差しがきつくなったりします。またペンキの場合は塗装の乾燥後すぐは、ぺちゃぺちゃする事があります。これはペンキが厚く塗られたため乾燥はしているものの「硬化」しておらずぺっちゃりしてしまっています。この状態ですと食器類の展示などでは吸い付く感じが出たりします。硬化には2ヶ月前後かかる事がありますので注意が必要です。

〈オイルステインのコツ〉
ハケで塗る時は、薄く均一に。ハケについたオイル量が多いと、厚く塗られた部分だけが濃い色になります。同様に重ね塗りした部分のみが濃い色になります。ハケがべちゃべちゃですとオイル量が多いですので、垂れるか垂れないか程度の量で行うと良いと思います。垂れてしまった場合、放置すると色がそこだけ濃くなってしまいますので垂れた部分は素早くハケで塗り拡げて薄めてください。
これだけ注意すれば後は簡単です。新聞紙をしき、板の下になにか台を置き塗るだけです。片面塗って数時間乾かし、裏面塗って乾かし完成です。換気も忘れずに。

〈ペンキのコツ〉
塗り方は上記同様です。板の上にペンキの層ができ横板の差し込みがきつくなりますので、横板の抜き差しをする部分だけはごく薄く塗ってください。または、マスキングテープを貼るなどし抜き差し部分だけ塗らないのをおすすめします。どれだけの厚さを塗っても支障がでないかは、横板を差し込む箇所の隙間を見て下さい。コピー用紙1枚入れば0.1mmの隙間、といった具合です。
もし分厚くなって抜き差しができなくなった場合は木工用の紙やすりで削って下さい。かなり厚手の場合は150番前後、少し削る程度や表面をなめらかに削るなら400番あたりがいいです。また、ペンキが分厚いと乾燥してもプニプニしていて削りにくい場合があります（削りカスが消しゴムのカス状になります）。これは完全に乾燥していないためです。その場合は、時間がかかりますが「硬化」するまで待ってから作業するとうまくいきます。

★色ハゲの補修
イベント催事で使用してゆくと、ハードな扱いから角の色が剥がれることはしばしばあります。その場合は、フローリング補修用のペンを購入し、剥げた部分を塗れば補修完了です。ダイソーなどの100円ショップなどでも入手できますのでぜひお持ち下さい。

★塗装以外の方法
塗装以外の方法によって板材の色を変える方法として「壁紙」の活用があります。壁紙は少量しか使いませんので100円ショップで入手可能な量の少ないものが都合いいです。板の大きさに合わせてカットして貼るだけです。板を差し込む部分は厚さがでると抜き差しできなくなりますので、差し込み部分はカットします。



カスタム：塗装とコツ

木箱のサイドに穴があれば、様々なロープカスタムが可能です。当店が製作する什器の穴は、全て7mmサイズになっています。

写真のロープは、太さ3mmの綿ロープ。隅の穴にロープを通し、結び目をつくり抜けなくさせるだけです。

ロープは丈夫であればどのような種類のものでも大丈夫ですので好きな色・デザインを選べます。安価で雰囲気の出る綿や麻・ナイロンのロープは色様々ありホームセンターで購入できます。反射材入りや、より細くて強度が高いものカラフルなものはテント用クライミング用として登山アウトドアショップで購入することができます。

・開閉式の木箱へ
・持ち運び用の取っ手や肩掛けに
・壁掛けや吊るし展示に

カスタム：穴あり木箱のロープカスタム

「板材の変更オプション」上質材のほうがコスパ高。

上質・綺麗な「普通合板」での製作オプションです。
家具製作などに用いられる表面が美しく手触りのよい材です。密度が高いため水に強めでカケにくい。塗装がマストではなく、塗装用品の入手費用より安価におさまります。
標準材は建築材の「構造用合板」。床下・内壁など見えない部分に使う下地材なので粗いです。バリや節目、凹凸があり、対策する場合はニスやオイル塗りなど手間・費用がかかります。

〈購入方法〉
・什器購入時に有料オプション選択

※入荷順の色味になり選べませんが、確認されたい方はお問い合わせください。

有料オプション説明
・「板材の変更」上質合板 https://minne.com/@waninashi/letters/71938
・「予備パーツの追加」蝶ネジ https://minne.com/@waninashi/letters/71939
・「クランプ＆台座セット」https://minne.com/@waninashi/letters/71940
・「カットオプション」トップ平カット https://minne.com/@waninashi/letters/71941
・「カットプション」横板中央に溝入れ https://minne.com/@waninashi/letters/71942
・「テーブルクランプ」 https://minne.com/@waninashi/letters/71943
・「ひな壇5段/背面3段」用の脚 https://minne.com/@waninashi/letters/71944

オプション：「板材の変更」上質合板

「予備パーツの追加」蝶ネジ。なくすと計画がパーに（汗）

「蝶ネジ」は全機種同じサイズで標準の付属品です。ですが、なくすと組み立て不可能になりますので、予備をお持ち下さい。イベント終了時、急いで搬出するためネジを落としやすく、照明が落とされ暗く、草地なら見つかりません。
ホームセンターでも買えますが、蝶ナットとボルトとワッシャーをそれぞれ一箱づつ買わないとならなくなります。

〈購入方法〉
・什器購入時に有料オプション選択
・単品で購入（追加送料：無料）
　https://minne.com/items/18606208



有料オプション説明
・「板材の変更」上質合板 https://minne.com/@waninashi/letters/71938
・「予備パーツの追加」蝶ネジ https://minne.com/@waninashi/letters/71939
・「クランプ＆台座セット」https://minne.com/@waninashi/letters/71940
・「カットオプション」トップ平カット https://minne.com/@waninashi/letters/71941
・「カットプション」横板中央に溝入れ https://minne.com/@waninashi/letters/71942
・「テーブルクランプ」 https://minne.com/@waninashi/letters/71943
・「ひな壇5段/背面3段」用の脚 https://minne.com/@waninashi/letters/71944

オプション：「予備パーツの追加」蝶ネジ

「クランプ＆台座セット」事故は高くつく。そして、ありがち。

会場内で走り回る子供対策や、狭いブース内で服・バッグ類の引っかかり事故を防いだり、突然の豪雨・突風でも固定されていれば慌てる事なく営業に集中できます。
専用の台座と取り付け用穴加工、クランプがセットになっています。
風の影響を受けやすいディスプレイの場合や、台風・ゲリラ豪雨がくる9月の野外出店があるなら、備えてください。

〈購入方法〉
・什器購入時に有料オプション選択
・単品で購入

有料オプション説明
・「板材の変更」上質合板 https://minne.com/@waninashi/letters/71938
・「予備パーツの追加」蝶ネジ https://minne.com/@waninashi/letters/71939
・「クランプ＆台座セット」https://minne.com/@waninashi/letters/71940
・「カットオプション」トップ平カット https://minne.com/@waninashi/letters/71941
・「カットプション」横板中央に溝入れ https://minne.com/@waninashi/letters/71942
・「テーブルクランプ」 https://minne.com/@waninashi/letters/71943
・「ひな壇5段/背面3段」用の脚 https://minne.com/@waninashi/letters/71944

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