1. 拾った「欠片」から見えた、巨大な数字
砂浜で見つけた色とりどりのプラスチック。その可愛さに惹かれた私は、調べていくうちに驚くべき数字に突き当たりました。
• 膨大な廃棄量: 世界では合計で約83億トン以上のプラスチックが生産され、そのうち約63億トンがゴミとして廃棄されています。
• 海への流入: 毎年、少なくとも800万トン(重さにすると大型トラック約100万台分)ものプラスチックゴミが海に流れ出ていると推計されています。
2. 見えない脅威、マイクロプラスチック
海岸で拾えるゴミはまだ「目に見える」ものですが、深刻なのはその先です。
• 5mm以下の脅威: 紫外線や波の力で砕かれたマイクロプラスチックは、一度海に広がると回収がほぼ不可能です。
• 食物連鎖への影響: これらは有害物質を吸着しやすく、魚や鳥がエサと間違えて食べてしまいます。そして最終的には、それらを食べる私たちの食卓にも戻ってくるのです。
3. 「ゴミ」を「資源」として循環させる
海岸清掃だけでは、この膨大な量には追いつきません。そこで私は、産業廃棄物として捨てられるプラスチックを専門業者から買い取る仕組みをブランドの柱に据えました。
「捨てればゴミ、活かせば宝石」
工場から出る端材や、行き場を失った廃プラスチックを「適正な価格で買い取る」ことで、廃棄のサイクルを止め、新しい価値の循環(サーキュラーエコノミー)を生み出します。
4. あなたの胸元で、海を語るストーリーに
来週参加するゴミ拾いイベントで拾う「偶然の出会い」と、業者から仕入れる「確かな循環」。その両方が組み合わさって、このジュエリーは完成します。
このピアスやネックレスを身につけることは、単にお洒落を楽しむことではありません。
「今、海で何が起きているのか」を、誰かに伝えるための「語り部」になることなのです。