studiofue

はじめまして。ふえと申します。この度、祖母から譲り受けた着物をリメイクし、普段使いのできる小物として新たな命を吹き込みました。

祖母は日本舞踊の師範代であり、季節の小料理屋を営んでいました。一年を通じて美しい着物姿で過ごすことが多く、その着物は日本の四季を感じさせる粋なデザインばかりでした。しかし、小柄な祖母の着物は大柄な私の体形に合わずそのままでは着こなすことができませんでした。

そこで、見ているだけで心踊る日本の伝統色や四季折々の植物の文様、正絹、木綿、麻などの自然素材が持つ着物生地の手ざわりを活かし、それらを別の形に変えて再び蘇らせたいという思いから、着物リメイクの創作を始めました。最初のバッグを作って身に着けた時の感動は言葉では言い表せませんでした。ぜひ、これらのものを通じて日本の美を身近に楽しんでいただけたら嬉しいです。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

いにしえより人々は移りゆく季節の中で自然の一瞬の姿、例えば「花のひとひら」から色彩の変容をとらえてきました。着物生地の日本の伝統色や伝統柄は万葉の頃に始まり、王朝の貴族たちに育まれ、武士のたしなみとなり、江戸の庶民にまでも受け継がれてきました。それらは今なお、私達の目を楽しませ生活に彩りを与えてくれます。

Thank you for visiting my page.

Recently I had the chance to inherit Kimonos from my grandmother, and I ‘ve repurposed it into new accessories suitable for daily use.

My grandmother was a Japanese traditional dance instructor, also owned a seasonal Japanese cuisine restaurant in Tokyo. She frequently wore beautiful kimonos year-round. These kimonos featured elegant designs that beautifully represented the essence of Japan’s four seasons.

However, her small-sized kimonos didn’t quite fit me. Therefor I decided to preserve the traditional colors of Japan and the tactile qualities of the natural materials found in kimonos, while giving them a new purpose. I hope that through these creations, you too can experience and appreciate the beauty of Japan in your daily life.

ご覧いただきありがとうございます。

語学学校講師をしており二人の娘がおります。私にとって着物小物創作は精神統一できる貴重な時間であり着物地一枚一枚に向き合いながらその美しさを最大限に引き出せるよう心を込めて作業しています。

作品はすべて古着の着物や帯を自宅でクリーニングした後に創作していますが、多少の傷、汚れ、線等がある場合がございます。また、手作りのため縫い目の不正確さもございます。ご理解いただいた上でご購入いただけますようお願い申し上げます。