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中国紐(アジアンコード)を使い、マクラメバックやアクセサリー、季節の飾り物などを創作しています。

中国紐について、、、。

光沢があり、ツルツルした触り心地よいの紐です。
サテンコードと呼ぶ方もいらっしゃいます。
素材はポリエステル。
耐久性に優れているので、何年も使えます。
麻紐やラフィアに比べると重さはありますが、使っていても毛羽たちはなく、
Tシャツヤーンほどの重さはありません。
水に濡れても、水分を拭き取って風通しの良い所で乾かすと大丈夫です。
ちなみに私は、自分で作ったネックレスを使った後は
ジャブジャブ水洗いします。

紐は台湾製を使っています。
色が豊富で、我が家には50種類以上の紐があります。
私が知っているメーカーだけでも4社あり染色が微妙に違うので、現地ではかなりの種類が販売されています。
近いとは言え、なかなか台湾には行かれないので、ネットで仕入れています。
現在仕入れている紐は1社になります。

紐の太さも色々あります。
アクセサリー類を作るのに使うのは、
直径1mm以下のA線、B線、AA線、AB線。

バックには主に5号線（直径2mm)
                         時々4号線(直径3mm)を使います。

飾り物などは、太いものから、
大曼波線、小曼波線、3号線、4号線、5号線、6号線を使います。
その他に、
平な平紐やリリアンみたいな文化線があります。
平紐は、ベルベットの様な触り心地がする種類もあるので、とても上品な作品が仕上がります。
バナナクリップは、この平紐を使っています。

このように、太さも色も豊富で色々なものが作れる紐が他にあるでしょうか？
私はこの中国紐が大好きで、
一本の紐でどんな形にもなる無限の可能性を感じて、
日々創作に励んでいます。


私が創作しているものは、「中国結び」を基本に、西洋結びと言われる「マクラメ」を取り入れたものです。
「中国結び」とは、4000年の歴史を持つ中国の伝統的な手芸です。
ひとつひとつの結びには、平安や健康、家庭円満などの意味があります。その昔、日本にも伝わり、神社仏閣には結びの飾りがあるのは、皆さんも目にしていらっしゃると思います。

「中国結び」が一本の紐で上から下まで続けて結ぶ飾り結びという手法に対して、
「マクラメ」は紐を何本かに切って、碁盤の目のように編みながら、形を作るものです。


私は、主人の転勤でシンガポールに滞在していました。
(2010年〜2013年)
滞在3年目の夏に、
中国紐で作るマクラメバックに初めて出会い、
「私がやりたかったのはコレだ！⚡️」と直感しました。
その半年後（2014年春）、
紐を製造している台湾に転勤になったときには運命を感じました。お台湾に引っ越してから「中国結び」を知り、結びの基本を習得しました。
マクラメバックも中国結びも好きなので、複合的な作品作りをしたい！と現在に至っております。

帰国後（2015年）、創作活動を始めた時に、中国結びの伝統を重んじる方からのバッシングのような事もありましたが、
伝統を守って、継続されている方々には尊敬の念を持ちながら、オリジナルの作品作りをしています。

身近な生活の中で使える物を作りたいのです。
自分が作ったものは、可愛いです。
作って楽しい、使って嬉しいをモットーにしています。
愛着のある作品を毎日使いたいじゃありませんか~！

私が作ったものを作ってみたい、使いたい、素敵！と仰ってくださる方が少しずつ増えてくれると「ニーズはあるんだ」と自信がつくようになりました。


創作時間は、、、
小物やアクセサリーは、だいたい1〜5時間くらいで仕上がります。
バックを完成させるには、大きさにもよりますが平均で30時間くらいの時間は要します。
道具を使わず手で編みますので、１日に編めるのは頑張って５〜6時間くらいでしょうか。
基本、主婦業を優先に家事の合間に創作時間を作っていますので、大きいものを作るときは2週間くらいかかってしまうこともあります。
一本の紐を、ひと編みひと編み編んで形を作ります。
ハワイアンコードのバックのように、ネットは使いません。
紐のみで編んだバックです。
トートバッグの底には、形が崩れないように底板をいれることが多いです。

お客様に身近に使っていただきたいとの思いでお求めやすいお値段で提供させていただいております。

Instagramで知り合った台湾駐在先輩の方が命名した「チャイニーズマクラメ」という言葉を、許可を得て使わせて頂いています。

今は、教室を主体に活動しているので、ミンネさんには現在なかなか充実したものを提供出来ていませんが、
これから少しずつ増やして行きたいと思っています。
使っていただく方に喜んでいただけるよう、１つ１つ心を込めて手作りします。

長文を読んで頂き、ありがとうございました。

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