子供の頃から何かを作るのが好きでした。

お菓子作り、編み物、お絵描き、小説書き…

中でもお絵描きは長く続き、副業でイラストレーターをしていたこともあります。
ただ、絵でいくばくかのお金を稼いではいたものの、絵を描くことに関しては違和感がありました。

自分は絵を描くのが得意かもしれないけれど、それほど好きではないのではないか。

絵を描くのが好きで好きでしょうがない、呼吸をするように絵を描いている方々を見るにつけ、その思いは強くなりました。

絵の上達のためにあまりにも自分を追い込みすぎたというのもあったかもしれません。
絵を描くのが苦痛でしかなくなり、鬱状態にもなりました。
私の絵を愛してくれる熱烈なファンもいらっしゃいましたし、私自身も捨てるには惜しいという思いはありましたが、いかんともしがたいものがありました。

そんな時ネットサーフィンをしていて、ある石好きさんのサイト　http://voidmark.fc2web.com/　に辿り着きました。
石写真や石に関する考察・雑学・研究文などがあり、とても石愛にあふれたサイトでした。
それまで石には興味のなかった私でしたが、一気に石の世界に引き込まれました。
石の中に小宇宙を見つけ、魅了されました。
（ちなみに、内包物がある系、模様がある系の石が特に好きです）

それから数ヶ月後、たまたま Twitter の TL にあるマクラメ編み作家さんの作品が流れてきました。
マクラメ編みに関して全く知らないわけではなかったのですが、それまではあまり興味をそそられるものではありませんでした。
しかし、そのマクラメ編み作家さんの作品は、私が今まで見かけたマクラメ編みとは趣が違うもので、こんなマクラメ編みもあるのかという新鮮な驚きがあったのです。
そしてまたその作家さんの作風が私好みでもありました。

お迎えもさせていただき、実際に手に取ることでさらにマクラメ編みに引き込まれていきました。
第一に天然石を装飾できること、そして色とりどりの紐、多種多様な編み模様、紐でありながら意外とカッチリとしていて自由な曲線を描けること、紐ならではの素朴さ温かみ、そんなところに心惹かれました。

当初は自分でマクラメ編みをする気は全くありませんでした。
絵で大変な苦労をしたというのもあり、ものづくりは創作活動はもういいやという思いもありました。
見てるだけで純粋に楽しみたいなと。

しかし創作活動をやめたらやめたで、日々の生活になんとも張り合いが無い。
人生は何かを極めるには短すぎ、漠然と過ごすには長すぎる、そんなことを感じました。

そんな折、初心者向けのマクラメ編みハウツー本が発売されました。
これも何かの縁と思って本を買い、道具も揃えてやってみました。
これがなかなかに楽しい。
これなら楽しい創作活動ができるのでは…という予感がありました。

そしてその予感通り、いえ、その予感を上回る勢いで、マクラメ編みが楽しくて楽しくてしょうがない、これ以上楽しいことはこの世に存在しないのではないか、と思うほどに、マクラメ編みにはまる日々を送っております。

ハンドメイド・マクラメ編みを始めたキッカケ

マクラメとは紐編みの技法の一つです。

「編み」という言葉を使っていますが、実際には「結び」と言った方が正確です。
ただ「マクラメ結び」というのはちょっと言いにくいかなと思い、また「結び」というと一点きゅっと結んで終わりのイメージが強いかなというのもあり、私は「マクラメ編み」という言葉を使っています。「編み」だとどこまでも連綿と続いていく広がっていくイメージがあります。
また、「マクラメ」だけだとご存じない方にはなんのことやらさっぱり想像もつかないかと思うので、「編み」を付け足して「マクラメ編み」としています。

マクラメ風の結びが記録されている最も早いものでは、アッシリア・バビロニア時代にまで遡るようです。
マクラメという言葉の由来については、アラビア起源、トルコ起源と諸説あるようですが、中東であろうとは思われます。
アラビアの織工は手織りの生地の縁にある余計な糸を結んで装飾的なフリンジにしました。
その技法はイスラム帝国の版図拡大に伴い、イベリア半島（スペイン）、ヨーロッパへと伝わります。

マクラメはビクトリア朝時代に最も人気がありました。
それは、テーブルクロス、ベッドカバー、カーテンなどのアイテムでほとんどの家を飾りました。

船員は船仕事の合間にマクラメの物品を作って上陸時に売ったり物々交換したりしていたので、中国や新大陸にもマクラメは広まっていきました。
19世紀のイギリスとアメリカの船員はマクラメからハンモックやベルトを作りました。

その後マクラメの人気は衰退しましたが、壁掛け、アクセサリー、ジーンズのショートパンツ、ベッドカバー、テーブルクロス、カーテン、植物ハンガー、その他の家具を作るために1970年代に復活しました。
マクラメジュエリーはアメリカで人気が出ました。
1980年代初頭までにマクラメは再び時代遅れになり始め、そしてミレニアル世代によってまた復活することになります。

と、マクラメの歴史を英語版ウィキペディアのマクラメの項からざっと引きましたが、私が制作しているマクラメアクセサリーはマクラメの歴史の中ではごく最近のものになるようです。

マクラメの素材は、綿、麻、絹、リネン、ジュートなど様々ありますが、私の場合は多くのマクラメアクセサリー作家さんが使用されている、ポリエステル製のワックスコード（蝋もしくはワックスでコーティングした紐）を使っています。
その理由として、他の素材よりも硬めで編みやすい、自由に形を作りやすいというのがあります。
また、使用するにあたっては、天然素材に比べて汚れにくく、耐水性・耐久性に優れるので長く楽しめるというのもあります。

念のため、作品ページの「購入時の注意点」の項目には「水の中には入れないで下さい」と書いてはいますが、実のところ水に中に入れてもさほど問題はありません。
汚れがひどくなったら、水の中に入れて洗うのもありです（その際は優しく手洗いして下さい）。
ポリエステル製ですので、乾きも早く伸縮も少ないです（干す際は通気の良いところでしっかり陰干しして下さい）。
それでもやはり全く伸縮しないわけではありませんので、あまり頻繁に水の中に浸けますと結び目がゆるくなってきます。
ですので、長く楽しまれたい方には水の中に浸けるのはお勧めしていません。

【マクラメ】って何？

――流れに身をゆだねる。

流される、という受動的なものではなく、能動的に自らの意志を持って流れに身をゆだねる。

そこには明確な違いがあります。

私たちは常になんらかの流れの中にあります。

風の流れ、人の流れ、時の流れ、生命の流れ、運命の流れ…

流れは一定ではなく、翻弄されることもしばしば。

そこで流れに立ち向かい、流れに逆らうのも一つの在り方。

しかし、流れに身をゆだね、流れに乗ることを提案したいのです。

それはとっても気楽で調和的な方法だから。

自らの意志を持って流れに身をゆだねた時、世界（全体）と自分（個）が調和した時、個性は光り輝き、自ら流れを創り出すことが可能になります。

そんなコンセプトを持つのが、【流珠 −ルウジュ−】【麗珠 −レイジュ−】の姉妹シリーズです。

【流珠 / 麗珠 −ルウジュ / レイジュ−】シリーズのコンセプト

エネルギーワーカーとしての10年以上の修行経験を活かし、ご希望の方にはアクセサリーにエネルギーを封入するアミュレット（お守り）化もオプションにて無料で承っております。

封入するエネルギーは使用者様に合わせてカスタマイズしたものになります。
ひとつひとつの表情が異なる天然石を使用した手編み（同一デザインであっても、それぞれに雰囲気が違います）、かつ、使用者様にフィットしたエネルギーを込めたアクセサリーとなりますから、他には無いお守りアクセサリーとなること間違いありません。

お手軽さとわかりやすさを考慮して、封入するエネルギーの種類を選択項目からお選びいただく形を取っておりますが、項目以外のものやもっと具体的なご希望があるようでしたら個別に対応させていただいております（これも無料です）。

ただし、ネガティブなものは承れません。
例えば、○○さんとの縁切り、などです。
この場合、縁切りではなく、人間関係改善という方向でご提案致します。
結果として相手が気にならなくなる、または円満になる、または自然と疎遠になる、そんな形になるかと思います。

■　特にお勧めしたい方　■

・ネガティブな人や物事から悪い影響を受けやすい方
・ストレスの多い環境や状況にある方
・一歩踏み出す勇気、行動する力を得たい方
・困難な状況を打破する心強さを得たい方

相性や個人差はどうしてもありますが、繊細さん（HSP）から生きやすくなったとのお喜びの声をいただくこともあります。

■　エネルギーの特徴　■

封入するエネルギーは、エネルギー当たり（急激に強いエネルギーを受けることで逆に不調になること。好転反応と説明されたりもする）しにくいソフトなものとなっておりますので、よほどそのようなものに対する感受性の強い方でないと直接的な実感としてはわかりにくいかもしれません。
また、状況にもよりますが、目に見えた効果がすぐに現れるというものではなく、じわじわと浸透して徐々に効いてくるといったものです。
できるだけ自然な流れを重視していますので、そのような感じになります。
いわゆる黒魔術というものはエネルギーの流れを急激に変えようとするので、その分反動（エネルギー当たり）が大きくなるのです。

選択項目の中で一番お勧めなのが、「エネルギー状態最適化」です。
わかりやすい形で言えば、心身のコンディションを最適な状態にする手助けをするものです。
正確には、エネルギーが滞りなく効率良く出入りして循環するイメージです。
ここで言うエネルギーとは全般にわたるもので、あらゆるもの・事象をエネルギーとして捉えたものです。

たとえるなら、正常な呼吸運動（吸息→保息→吐息→吸息→保息→吐息→…）によって血液が全身をくまなく滞りなくスムーズに循環する、そんなイメージです。
例えば、動いて疲れたら適切に休む、適切に休んだら動き出す、そんなごく当たり前の事象ではありますが、この世界を創り上げている基本の三拍子（吸、保、吐）のリズムがスムーズに行われることを目指しています。
この自然な順回転が起こることで、結果として開運につながる、物事が上手く進みやすくなるということになります。

■　アミュレット化の方法　■

アクセサリーに各種エネルギーを封入する実際の作業は、神霊（陰陽師が使役する式神みたいなもの）にお願いしています。
この方法の良いところは、封入作業を行う人間のエネルギー状態の影響を受けない、純度の高いエネルギーを封入することができるところです。

その一方で、神霊の扱うエネルギーは人間のそれよりも粒子が細かくなりますので、感じ取るのが難しく、目に見えたわかりやすさはありません。
肉体（物質）よりも精神に与える影響の方が大きいという特徴があります。
それはつまり、現実に効果が出てくるまで時間がかかるということでもあります。

なんと言っても、私たちはこの物質世界を主体に生きています。
地面に落ちているリンゴを手に取るには、粒子の細かい念力を使うより、粒子の粗い自分の体を動かして拾った方が早い、というところはあります。

とは言え、精神世界をないがしろにしていいというわけでは全然ありません。
精神的ストレスが肉体に与える影響は計り知れないほど大きなものがあります。
その力のすさまじさを、私は祖母の介護の中でまざまざと見せつけられました。

精神世界と物質世界は複雑に重なり合い、密接に連動しています。
互いに影響を与え合いますので、どちらも整えておくことに越したことはないのです。

精神と肉体が調和する時、たとえようもない至福が訪れます。

私たちは日々、大なり小なり様々なストレスを受けて生きています。
それはスピリチュアル的には「邪気」と言われるものですが、よい人生を送るには、この邪気を溜め込まないことが重要だと私は思っています。

当店のアクセサリーがその一助となれば幸いです。

■　お取り扱いについて　■

一般的には、天然石・パワーストーンのお取り扱いについて、浄化する必要があるとのお話を聞かれることがあるかと思います。
当店がアミュレット化したものについては、アミュレット自体に浄化作用がありますので浄化の必要はありません。着用後にごく通常のお手入れ（メガネ拭き等の毛足の無い柔らかい布で拭く）をするだけで十分です。
ただ、気分的にお香にくぐらせたいとか、水晶の上に載せたいとかある場合、そのようにされても問題はありません。
ただし、太陽光、水、塩による浄化は、作品を傷めてしまう可能性があることをご理解下さい。

お守りということで、効力に期限があるとか、お焚き上げの必要があるとか、そのように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、当店がアミュレット化したものについては、効力は半永久的でお焚き上げの必要もありません。

■　ご注意　■

効果を過大に期待してのご購入はお勧めしません。
効果を過大に期待するという心のエネルギーの偏りによって、全体のエネルギーのスムーズな流れが阻害され、効果が出にくくなるということもあります。
まずは作品ありきで、作品をお迎えしたいというお気持ちがある上で、ついでにアミュレット化もお願いしようかなくらいが丁度よいかと思います。

アミュレット（お守り）化について

雲の向こうにはいつでも、澄み渡った蒼天が広がっている。

土砂降りでも嵐でも、その暗雲の向こうには必ず、澄み渡った蒼天が広がっている。

明けない夜はなく、晴れない空もない。

苦しい時、つらい時、悲しい時、悩んでいる時、ほんの少しだけでも思い出してほしい。

澄み渡った蒼天があることを。

不動の、揺るぎない蒼天が、そこにはある。

============

つらく苦しい時って、なんだか永遠に思えますよね。

明けない夜はない、なんて、本当にそうなの？　本当に明けることなんてあるの？　って。

いったい、この苦しい時はいつになったら終わるんだろう。

終わるんなら今すぐ終わってほしい！

そんな思いを抱いて、もがき苦しんだ時が私にも何度もありました。

そんな時に蒼天珠の作品がちょっとでも心の癒やしになれたら、または暗夜を脱け出すなんらかのキッカケになれたらと願っています。

もしくは、なんとか乗り越えた、そんな自分へのご褒美に。

色とりどりの天然石と紐のマクラメ編みアクセサリーが、あなたに癒やしと華やぎと心強さを与えてくれますように…

屋号【蒼天珠】に込めた想い・コンセプト

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