絵本「ねむいねむいおつきさま」は、2006~2007年頃に制作したと思います。
結婚したばかりで、小さなおうちを借りて住んでいて、アトリエは2階にありました。
その頃イラストレーターの夫は、仕事が忙しく
毎日12時をすぎると「ねむいねむい」と目をこすりながら仕事をしていました。
私は、まだOLの仕事をしながら、夜や休日に絵を描いていました。
ある日 会社へ向かう出勤途中の電車の中で、彼のことを思い出していたら、
「ねむいねむい」夫の顔が、おつきさまになって私の元へ降りてきました。
だから、「ねむいねむいおつきさま」は、実は夫なのです。それを家に帰ってからすぐにまとめたかなぁ。
絵もその頃 試行錯誤していたので、
新しい方法で、はじめて取り組んだ作品でした。
特に新しい方法という意味ではなく、使う画材も悩んでいたし、
ただ私の中でどんな風に描くのか?悩んでいた時期でした。この頃から、水彩絵の具を使い、ライトボックスを使い始めました。
毎日のルーティンの最後に癒やされる絵本として楽しんでいただきたいので、
本文ではお空には戻らず、「おやすみなさい」の言葉で終わらせています。
ちなみに、ぐっすり眠ったおつきさまは、裏表紙でお空に戻っていますので、安心してください。
私が描く深く青い夜の世界。
その色が、印刷にキレイに出ていて、素晴らしい絵本の仕上がりになりました。
赤ちゃんが持ってちょうどいいサイズ感なので、
友達の赤ちゃんは毎日「ねむいねむいおつきさま」を持ってきて、コロコロころがっているところや ゴッチンチンのマネをしたりして遊んでくれているようです。
「ねむいねむいおつきま」なりきり遊び!
短い文章の絵本なので、赤ちゃんや小さいお子さんにも向いている絵本だと思います。
もしも、まだ物語を理解できないくらいの赤ちゃんとか、今日は、物語をちゃんと読めそうにないなぁって日にはオトノマトペ絵本のように、「こっくりこっくり」「コロコロ」「ちゃっぽん」「ゴッチンチン」などのオトノマトペ部分を読んで、楽しんでもらってもいいかもしれません。
お子さんの成長に合わせて楽しんでいただけると思います。
2006年~2007年の絵本が、13年の時を経て、2020年やっと出版できて、本当にうれしく思っています。
私の絵本で遊んでくれた子どもたちが、大きくなっても、記憶のどこかに覚えてくれたらうれしいなぁ。
毎日忙しい大人の方も、私の絵本でほんの少し癒やされることができたら、うれしいなぁと思います。
ねむいねむいおつきさまには、音楽があります。
とても癒やされる音楽ですので、夜だけなく、朝にも向いている音楽です。
CDも販売していますので、よかったら、絵本と一緒に楽しんでもらえるとうれしいです。
ぜひ聴いてみてくださいね。