先日、ぬいのすけのオーダーをいただきました。
大切な想いを預けてくださり、作品に託していただけたこと、本当にありがたく思っています。
今回の制作を通じて改めて感じたのは、
「想いをかたちにすること」には、大きな意味があるということです。
心の中にしまっておくと、想いはずっと胸の中でぐるぐるして、
ときに苦しくなったり、手放せなくなったりします。
でも、それを一度「言葉」にして、さらに「ぬい」や「詩」というかたちに変えて横に置いてみると、
不思議と少し客観的に見ることができるのです。
「あぁ、自分はこんな気持ちを抱えていたんだ」
「なるほど、こういう想いがずっとあったんだな」
そんなふうに気づくことで、心が少し整理されて、軽くなる瞬間があります。
ぬいのすけは、ただのぬいぐるみではなく、
心を映す鏡であり、想いを一緒に抱えてくれる存在でありたいと思っています。
これからも、ご自身のために。
そして、大切な誰かに贈るために。
ぬいのすけが「想いをそっと横に置ける場所」になれますように。