悪い猫軍団の紅一点、「あざ子」だ。そもそもあざとくない猫なんているのかとツッコミの一つも入りそうだが、いったい何人の人間の男があざ子に振り回されたことだろう。
あざ子には、自分に一番懐いていると信じて疑わない人間の男が何人もいるんだが、そいつらの姿を見かけるや別の人間のところに、これ以上ない甘ったれた声、猫撫で声って奴か、を出しながら擦り寄るんだ。擦り寄られた人間は一瞬で陥落さ。そいつがスーパーの買い物帰りで、惣菜の唐揚げなんぞ持ってた日には、半分はあざ子の物になる。
あざ子曰く「あたいはそれに見合うだけのことをしてるよ。貰うのは当然さ」
あざ子って元ヤンのキャバ嬢なのか?
で、見せつけられた方の男はその光景に悶え苦しみ、「僕の○○ちゃん〜(各自、勝手に名前をつけてやがる)どうしたんだよ~」と
泣きながら奈落へ真っ逆さまだ。だが底に着く直前、あざ子がきびすを返して奴さんの所に駆け寄るもんだから、奴さんはたちまち笑顔で天国まで急上昇、忙しい話だ。
後はお決まり、「もう、きやきやさせるんだから〜ほら食べて食べて❤️」で、もう5本だ。
ホント、男ってバカよね〜。何でオネエになってんだ俺様。