手芸漫才　巾着水色・ピンク

水色、ピンク：どうも～初めまして。 水色：私たち、ご覧の通り巾着袋なんですけど。小物入れとして皆様に使って頂くのが本命と思っております。 ピンク：そう、その通り。ねえ、水色。あんたはどんな小物がええの？ 水色：そうやねぇ～やっぱ口紅とか香水とか可愛いものがええわ～ ピンク：乙女やねんな～　 水色：ピンクは何がええの？ ピンク：私は缶ピー（缶入り販売している両切り煙草のピース）かな。 水色：ちょっと待って、確かに缶ピーの収納にぴったりなフォルムしてるけど、大工の棟梁が「よう、八っつあん、一服吸いねぇ」とか言ってヒラヒラのついたピンクの巾着袋から煙草出したらおかしいでしょ。 ピンク：なんで江戸時代なん。江戸時代にピースなんてないよ。 水色：そこに引っ掛からんでええねん。 ピンク：巾着だけに引っ掛かるのは得意です。 水色：上手いこと言うな～って、そやない。すんません皆さん。 それで私たち、こうしてミンネさんにお世話になってるですけれども、ほんまミンネさんには素敵な作品がいっぱいで最高です‼️私一生ついて行きます‼️ ピンク：よ❗️この腰巾着‼️ 水色：私、巾着ですから。どこまでもくっ付いて行きまっせ～って、そうじゃなくて！ミンネさんにはお洒落なバッグや可愛いお洋服とかいっぱいあるやんか。ピンクは何とコラボしたい？ ピンク：うーん、可愛いのがいっぱいあって迷うわ～。水色は何がええの？ 水色：私はやっぱお洒落なお嬢さんが持つショルダーバッグの中に、口紅でも入れて収まりたいわ～ほんでデートに付いて行けたら巾着冥利に尽きるってもんよ。 ピンク：もう乙女なんやから水色は～私も思いついた！ 水色：何？何？ ピンク：厚切りの大根と、ゆで卵と、がんもどきと一緒に 水色：大根と、ゆで卵と、がんもどきと一緒に？ ピンク：熱々の出し汁に煮込まれて～ 水色：熱々の出し汁に煮込まれて？ ピンク：程よいところで 水色：程よいところで？ ピンク：ショルダーバッグ持ったデート中のお嬢さんが暖簾をくぐるの。 水色：ショルダーバッグ持ったデート中のお嬢さんが暖簾をくぐると？ ピンク：大将が言うねん。 水色：何て？ ピンク：「よう、八っつあん、今日のオススメは巾着だよ」 水色：もうええわ。 水色、ピンク：ありがとうございました～