前回のレターに少し書きましたが、
ヴィンテージウォッチは壊れたら修理できないのでは?と不安にお思いの方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
それではなぜ、50以上年も前のロレックスやオメガが今でも販売されているのでしょうか?
それは修理ができるからです。→どうやって修理しているのか?この部分をもう少しご説明させていただきます。
今のクォーツ時計と違って、機械式時計は小さな部品を組み合わせてできています。
それでは時計を落として部品を壊してしまった場合、代わりの部品はあるのでしょうか?
実はまだ海外にはたくさんあります。
海外の業者さんがデッドストック品の部品を持っていたり、状態のよいムーブメントだけを販売していたりします。
同じ機械から使えそうな部品を探して、部品が見つからなかった場合は製作して修理をしています。
お客様から修理依頼があった場合対応できるように、時計だけでなく日々部品の仕入れも行っています。
それでは、風防(ガラス)はどうでしょうか?これも海外の業者さんから仕入れます。運がよければロレックス純正品の物が残っている場合があります。特殊な形の風防は、オーダーでお作りしています。
ジュエリーウォッチで爪が折れてダイヤがとれてしまった場合は、ジュエリー職人さんによる修理が可能ですし、ゴールドバンドなどの不具合もほとんどの場合で修理が可能です。
当店で購入いただいた場合、機械部分だけでなく、外装部分もまとめて修理が可能です。
長年レディースの時計ばかり扱ってきましたので、部品の在庫と修理のノウハウがあります。
ヴィンテージの時計なのに、長期の保証をおつけして販売できるのは、こういう理由からです。