代掻き

代掻き

田んぼのうない(耕す)も終わり、代掻き作業に精を出す日々。 代掻きとは田んぼに水を引き、トラクターにロータリーを装着し、土を均等にならしていく作業です。 代掻きのメリットとは 田んぼの高低差を均一にして水回りを安定、管理を容易にする 田んぼをかき回して土をドロドロに練り上げ、雑草を抑える 苗を植えやすくし、根張りがよくなる 代掻きを終える頃には鏡張りの美しい水田が姿を現します。 大英帝国の旅行家イザベラ・バードは明治初期の初夏にこの地を訪れ、このように表現しました。 ”鋤(すき)で耕したというより鉛筆で描いたように美しい、ここは東洋のアルカディア(桃源郷)と” 田んぼの向こうに見える山は天元台。山形県随一の積雪量を誇り、毎年5月連休までスキー場がオープンする春スキーのメッカ。 田植えが終わり、稲がすくすくと成長する6月上旬ごろまで雪をたたえ、その姿を拝むと田んぼ作業で疲れた身体をひんやりと癒やしてくれます。 もうまもなく田植えです。

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山形県飯豊町の稲作農家

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