デニムマスクを作り始めたきっかけ

デニムマスクを作り始めたきっかけ

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初めて作ったデニムマスク。 こんな感じだろうと作ってみたんだけど、今見るとめちゃくちゃ汚い。 あの頃は意外と作れるもんだなとか思ってたけど。 本当は見せるの恥ずかしくて嫌だけどこれ無くして語れないので。 そもそもなぜ作り始めたかというと… コロナウイルスによって一変してしまったこの厳しい状況を 「どうすれば前を向いて生きていけるか?」 そう考えた時に 自分にとって生きるというのは服を作って自分を表現すること、 自分で作ったものを着ている時が一番心の状態が良い。 ならば毎日着けられるものだろうって考えた時にふとマスクが思い浮かびました。 マスクなんて少し前までは風邪引いた時に着けるぐらいのアイテムだったけど 今や着けないと人前に出れないもの、生活に欠かせないアイテムになってしまった。 コロナが終息すれば着ける人はいなくなるだろうし、 今は去年のようにマスク不足でもないこの状況で あえてチャレンジしようと思ったのは 「あの頃の自分を超える」 この一心のみ。 頭の中に思い描いたイメージや形を妥協することなく完全に表現し、 心の底から納得できるものを作る。 その為に、昔作ってたジーンズと同じデニム生地で製作しました。 そこからの毎日は作っては着けて、 一日着けて感じたことを帰ってからまた作り直して次の日着けて… これを毎日毎日ひたすら繰り返しました。 正直何度ももうこれで良いかな?とか思ったり、 キツくて嫌になったりしたこともある。 でも今回の製作で納得いくものができなければ、 昔から思い描いてた夢はキッパリ諦めて別の道を探す。 そう決意して製作に取り組んだからこそ踏ん張ることができたんだと思います。 自分と闘いながら作り続けて約3ヶ月、 83作目にして修正する部分が無くなったので完成したという感じです。 最後に鼻から頬骨にかけての曲線の微妙な違いで悩んだので、 3パターン用意して順番に何回も着用しました。 その中で一番しっくりきた型が083です。 時間はかかったけど心の底から納得のいくものに仕上げることができました。 あの頃の自分は確実に超えられたという自信があったので、 じゃあもう一度やってみよう。 そう思って自分の名前である KENJI ITOをブランドネームに付けました。

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デニム職人、マスク職人

KENJI ITO
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