天然石のお話 その9

天然石のお話 その9

今回は、輪廻転生の船に乗せられたエジプト村民のお話です。 人は死後生まれ変わり再び生を繰り返すことを苦とみなし、涅槃、ニルヴァーナ(サンスクリット語: निर्वाण、nirvāṇa)の境地に達することが望ましいという考え方があります。もう一度生を繰り返さず天国のような別世界へ誘われることが良いということです。 クレオパトラは所在の分からない一人の女性だったそうです。ある時、暮らしていたところで、女性を集めるコンテストがあり、どうしてか選ばれたクレオ、その土地の有力者の城に連れて行かれました。そこでは、一番の美女と結婚すると言われた若い王子がいました。王子は一番初めに入ってきた女性と結婚すると決めていたので、一番に連れて来られたクレオと結婚することに決まりました。けれど実は王子は女でした。そしてまだ子供でした。クレオを連れて来た人たちは城の主の家族で、主が留守の間に番人として頼んだ男に城を奪われてしまっていたので、王子の姿になった女の子に頼んでもう一度、城に入れるようにと考えていたのでした。 クレオはこの時一番の美女と言われ、噂は広まり、遠く中国の辺りからきた、その当時もいたらしいラマ僧に熱烈に求婚されました。どうしていいか分からなかったクレオ、断ることも出来ずにいると、顔に緑色の化粧をされてしまいました。これが例の石であったようなのですが、若い女性と比べられたり、翼を背負わされて吊るされ「飛べ」とからかわれたり、散々でした。それを見ていた王子役の女の子は助けるすべもなく、「飛ばなくていい」とだけ言えたそうです。しかし、ラマは結婚の申し出を邪魔されたことに怒って、女の子を石の像にしてしまいます。これがスフィンクスであったとのことです。 エジプトの知られざる秘話でした。 しかし、このお話ここで終わりではありません。 ラマはその土地にいた人達のために墓を作って輪廻転生の人生になるように祈ったそうです。その土地からは、まだ若くして亡くなる人が多かったことから、次は成長して大人になれという願いが込められた石が発見されています。 マラカイトは負のエネルギーを吸収する強いヒーリング効果を持っています。負のエネルギーを石に蓄えてしまうのでこまめな浄化が必要です。 石言葉は緊張を和らげる、洞察力。 和名は「孔雀石」 銅を主成分とする美しい緑の石で、古くから装飾品、顔料、化粧品、染料として珍重されてきました。 災いをもたらすものを遠ざけ、本当に必要な人やものとの真の関りを持つようにサポートしてくれます。

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