最近ちょっと気になっていることがあります。
こちらでビーズ作家様の作品を拝見したり、時々購入させて頂くことがあるのですが、
皆様 ”ビーズアクセサリーの子供っぽい印象”
を払拭するべく様々な工夫をされているようです。
そのことを知った時、とても驚きました!
と言いますのも、”ビーズアクセサリーは年配の方向け”という印象があったからです。
何故こんなにも真逆のイメージが生まれるのだろう?面白いな、と思った私は自分なりに仮説を立ててみました。
どうやら日本の歴史における3つのビーズブーム
これが関係していそうなのです。
★第一世代:70年代 MIYUKI社発ビーズキットブーム
最初の大きな流行は、ワイヤーとカラフルなシードビーズで小さなお人形や動物のモチーフを作るものだったようです。
”アクセサリーとして売買する” というよりも、”女の子の遊び” そんな感覚だったという話を祖母から聞きました。
★第二世代:2000年頃 スワロフスキービーズブーム
ここで一気にイメージが変わります。スワロフスキー社が火付け役となり、精巧なカットが施されたそろばん型のクリスタルビーズが大流行。
ビーズ手芸は大人の女性が身に着けても恥ずかしくないクオリティになっていきました。
★第三世代:近年 韓国ビーズブーム
まさに今!間違ったことを話すと一番いけませんから、あえて成り立ち等の説明は省きます。
上品&エレガントというよりも、どちらかと言うとカラフルであったり可愛らしいものが多く、ファッションの外しアイテムといった印象です。
これに準じて素材や使用感、カラーリング等で、個性を発揮されている素敵な作家様がたくさんいらっしゃいますよね。
ここまでちょっとした年表になってしまいましたが、本題に戻り...
”ビーズアクセサリーは子供っぽい” のか?
それはどのブームの印象が強いのか、
要するに世代差によるものなのではないか。
そう考えてみることにしてみました。
スワロフスキービーズで複雑に編み込まれたビーズの芸術作品を ”大人たち” が作っていた。
そして一番多感な年ごろにはまだ韓国ファッションブームが到来していない。
私はそんな時期を過ごした絶妙アラサー世代です✌
同世代の方、共感していただける方がいましたらとても嬉しいです。
文献が見つからず統計に基づいたものではありませんので、SNSやメッセージのやりとり等で
あなたの ”ビーズアクセサリーに対するイメージ” もしよろしければお聞かせください(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)