昔の私は素直じゃなかった。(二十歳頃まで)
傷つくのがまだ怖かったヒヨッコだったから。
そして、素直になったら、全てメチャクチャになるに決まっていると思っていた。
(それが大人だと勘違いしていた)
素直じゃないことで損ばかりして、傷つくどころか物事はうまくいかないことばかりだった。
素直じゃないほうが余計に傷つくことにも気づいていなくて、「素直さの恵み」「素直さは強さ」「素直さは物事がスムーズに進む」など
3年かけてボコボコになって、考え方を改めたのだ。
フルフェイスの中で涙で信号すら見えないほど泣きながらバイクで走った夜の国1を今でも思い出す。
「もっと素直になっていれば・・」と。何かの歌詞みたいだw
数少ない後悔の一つでした。
一番素直じゃない人に「素直が一番だ」と言われ「お前もな!」とツッコミながら「じゃあ私から先に素直になって傷ついてみよう」と決意した。
弱いから、怖いから「自分に嘘をつく」「自分なんて・・」と言って逃げる。
本当に人生経験の多い人は、傷つくことを恐れない。
それは強いからとか鈍感だからじゃなく、傷ついてそして何度もその傷を「自力」で治した後の恩寵を知っているから。
自分の心に素直でいないことのリスクを知っているから。
仕事でも、素直さがとても役に立った。
私は高校を中退しているが、逆に社会人経験が長いことでどこでも雇ってもらえた。(当時は超・就職氷河期)
高校中退を履歴書に書いても、なんのマイナスにもならなかった。(しかも2ヶ月しか通わず自分で退学を申し出た)
面接で落ちたことは一度もない。
要は面接で「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるかで、それには「自分にも他人にも嘘をつかない」ことは必須だからだ。
必要以上の自己アピールをしたり学歴を詐称したり、自分を証明したり嘘をつくより「その人らしさ、正直さ」を面接官は見る。
私も面接をする側になることが何度かあったが、自分を必要以上に「良く見せよう」と”必死な人”は落とした。
普通に気持ち悪いし、素の状態がわからないから信用できないのだ。
自然な人、これが一番の基準だった気がする。
物ごとの結果はどうあれ、とにかく好きなものは好きだとちゃんと表明すること。
そして、どう考えても無理なこと、腹の底からNO!という想いを感じるものには「NO!嫌です(無理です!)」と伝えること。
これは、相手に対する敬意です。
ありがたくもないのに無理に笑顔まで作って「ありがとう」と言うくらいなら
「嬉しいけど、こっちだったらもっと嬉しい~」くらい素直に言っても誰も嫌な顔はしないし、むしろ好感が持てる。
相手に気を遣いすぎる人は自分が素直になっていないからだ。相手にも、自分にも。
本当の事を言ったら~・・云々考えているのだろうけど、大丈夫! すでに嘘や建前ばかり言って、十分人を傷つけているから!w
あなたの思い上がりですよ!
素直さってね、デリカシーがない事だとか歯に衣着せぬ言葉を言いまくるって意味じゃないのよ。
わがままになるとか、自分勝手になることじゃない。・・・・というかむしろ逆ですよ!
勘違いしている人が多い。
自分にも周りにも嘘をついている人は、結局「何を考えているかわからない人」だと思われて、良い人を演じているはずなのに嫌われる。
本心を正しい形で伝えないことが、どれほど危険か知らないでやっているのね。
素直なだけでは世の中がおかしくなるだろ!とか、素直に誰かを好きになって不倫ばかりの世の中を容認するのかとかいう人もでてくるんだけど意味が分かっていない。
エゴとか欲望とか、自己肯定感を埋めようとしていることや、何かへの依存は「素直」の逆を行っていることに気づいていない。
欲望ではなく、本当の素直さで誰かを愛したら不倫になる前に自然に全てが整っていく。
プラトニックなままでも、自然に離婚になるでしょう。
「体の関係を持ちたい」が素直な気持ちなのではなく「必要とされたい」とか「心の隙間を埋めたい」「愛されたい」が素直な気持ちじゃない? だったら、素直な気持ち=肉体関係のみの不倫ではなく本当に欲しかったものは「精神的な充足」だよね。
それに自分で気づけない同士が、自己肯定感や満たされない何かを与えてもらおうとして、
よくわからん将来性のない体だけの関係(心の闇や隙間を肉欲で埋めるだけ)になるということ。
そこに精神性はない。
本心に素直になれば、体の関係無しでも会いたいのか、それが無いならいらないくらいの相手なのか、わかるよね。
(そして大切に思うなら、お互いに待てるはず。話しているだけでも満たされる何かを感じるでしょう。セックスは結ばれた後にでも思いっきりすればいいwww)
※ 〇の切れ目が縁の切れ目、の〇には色々入るのです。〇=ソレ、が無くなったら関係が破綻するのが見えている関係ならやめときなはれ。
何もなくても、ホッとするとか自分に戻れる等、不思議と一緒にいたい人といましょう。
話を戻します<(_ _)>
アル中なら素直な気持ちは「飲みたい」ではなく「助けてほしい」「孤独が怖い」「逃げたい」が素直な気持ちです。
素直さ正直さとは、自分の見たくない、認めたくない、感じたくない気持ちにも素直になる、ということです。
できますか?自分から逃げてきた人ほど、耳が痛い話でしょう。
素直さって、すっごく深遠なものです。超深いのですよ。エゴとか感情のことじゃない。
欲望とか薄っぺらな願望の話じゃないのよ。
自分の本心と言葉のズレが大きいなって感じている人や、素直になることが怖い(正直に言ったら何か起きてしまうと勝手に恐怖の想像している)人は、その違いもわからない状態のはず。
だからまずは・・
自分が好きな物(物質、コレクション、趣味)、好きを表明しても大丈夫そうな存在(子供、ペット、植物など)に「私は○○がとても好きなんだよ」と言ってあげてください。
心で思うのではなく、ちゃんと声に出して。
お子様は中高生になっていたら「キモい!」とか言われるのがオチなので「大切な存在なんだよ」でも良いです。
生まれた時の嬉しかった話とか!(^^)!、子供はすごく嬉しく感じるものです。
「あなたの事を思って・・」「あなたのために・・」みたいな重いやつはダメです。それはただのエゴの押し付けです。
相手の反応は今は気にしないで。
これは愛の告白ではなく、素直な気持ちを自分に許す練習です。
たとえ物でも、ワンちゃんや猫ちゃんでも、もちろん大人びたポーカーフェイスなお子様wにも、とてつもない安心感を与え良い作用しか起こしません。
「素直な喜び」や、「素直な好き」を頭で抑え込んで無視しようとするから、現実は時空が歪んで本当におかしくなっていくのです。
傷ついた時に、わざわざ相手を悪く思うようにしたり・・心の中で「フンッ」って思うことってありますよね。
私もありますw 四六時中いい人なんかやってられません。
でも、すぐに
「あぁ、これは私の本当の素直な気持ちじゃないな・・・。本当は傷つきたくないから相手を悪く思おうとしているだけだな」と
”傷ついた私”を素直に受け入れて抵抗しないようにします。そこには被害者意識も自己憐憫もありません。
これは、かなり勇気や強い意志がいります。
私は弱い自分に負け続けたくないし、ちゃんと自分の素直な気持ちを大切にしたいからです。
そう、 勝手に傷ついたのは「私」であって、同じことを言われても ”傷つくか、傷つかないかを選ぶのも「私」でしかない” から。
だから、素直でいることには勇気と強さが必要。
自分の感情に振り回されている間は無理だと思います。
でも自分に素直でいられることは、とっても楽でハッピーでいられること。常に周りの反応にビクビクしないで自分を生きられるからね。
そして、好きなものに気持ちが伝わるという最高の喜びを感じられる。
まずは、守るべき存在や物、状況に対して「好きなものは好き」と言葉にして素直さを表現してみてね。
そうした所からはじめてみると、とても心が柔らかくなって本当に楽になってくるよ☆
自分自身に素直になれなくて一体どーすんの!
難しく考えないで、もっと気楽に・・・ね!
NO!を表明する時についてはまた書こうと思います。
※ 写真は超不器用な私が、初めてクロスステッチを刺し始めた頃のもの。
「友の家までの道のりは決して長く感じない」の言葉と、雰囲気や空気感のある構図が大好きでストックまで持っている(^^)/
「あなたのためなら、大変な事じゃないよ!」