今年も中央線芸術祭のプログラムに参加させていただきました。
第一弾は、2025年6月21日(土)6月22日(日)に、武蔵小金井駅前にある宮地楽器ホールマルチパーパスＤにて、全年齢対象のフリーワークショップを行いました。

本来のワークショップは「なにか、ものづくりを体験しよう！」という企画になりますが、今企画では一風変わった「こわすこと」をテーマに行いました。

なぜそのようなテーマに至ったのか。

私は幼少期から「ものをつくる」ことへの関心が高く、頭の中で思い描いたものをその場にあるもので構築し、おもちゃとして遊ぶといった時間を過ごしてきました。
その経験によって鍛えられた想像力が、今の表現につながっています。

しかし、「つくる」だけでは新しいものは生まれません。
時には「こわす」事も必要です。

無作為に壊して木っ端微塵にすればいいという話ではなく、意図を持ってこわしてみる、こわれたものをよく観察してみる。
すると、予定通りにつくるだけでは見えてこなかった側面に気が付きます。
偶然性が予測を上回った瞬間、全身に静かな衝撃が走ります。
あの感覚を皆様にも体験してほしい。
「こわれる」ことで「うまれる」。

今企画では、紙層を養生シートの上に瓦礫の山のように積み上げ、空間展示と体験型ブレイクショップを開催しました。
体験者は、自由に触って、壊して、遊んで、気に入った欠片があれば、糸やひもを通して持ち帰る。
人それぞれ様々な視点があり、感性があり、とても沢山のご感想を頂けました。
こわしてみることで想像が膨らむ。

その様子を眺めている我々も発見が多く、新たな創造のきっかけになりました。

今年の参加プログラムは東京中野にある"meee" Gallery Tokyo様にて個展を開催しますので、ご共有させていただきます。

榎本 大翔 / DAISUKE ENOMOTO GALLERY

【しそうの解体 2025】in 宮地楽器ホール マルチパーパス D 『ClafT 2025』

この度、DAISUKE ENOMOTO GALLERY の出展作家、榎本 大翔が舞台作品初出演となります。
以下、情報となります。

【ORU | 公演情報】
コレオグラフィモンタージュ「MOMOTARO」
2025年9月13日（土）・14日（日）、劇場 東京・両国 シアターX (カイ)にて、コレオグラフィモンタージュ 「MOMOTARO」 を上演いたします。
本作は、芥川龍之介の短編小説「桃太郎」（1924年発表）を基に、伝統舞踊の視点からこの物語を舞台空間作品として再解釈する試みです。
鬼たちが持っていた架空の伝統舞踊を創作し、舞踊の継承と断絶を可視化することで、文化や身体表現の在り方を問いかけます。

公演概要
コレオグラフィモンタージュ「MOMOTARO」

公演日程：
• 9月13日（土） 開場18:00／開演18:30
• 9月14日（日） 開場12:00／開演12:30
• 9月14日（日） 開場16:00／開演16:30

スタッフ
演出・振付：鈴木佳奈子
作曲：ダーシャ・ズヴェズディン（Dasha Zvezdin）
セノグラフィー・衣装デザイン：アンナ・チトワ＝トゥバシュ（Anna Titova-Tubash）
美術：小野海、榎本大翔
舞台監督：高木裕希
照明：中宿元太
音響：矢作 理
フライヤーデザイン：中島友太
原作：芥川龍之介『桃太郎』より

出演（五十音順）
宇佐美雅司、榎本大翔、輿 祐樹、重田 栞、鈴木富士子（ORU）、田中孝史、羽田圭都、沼舘ミオ、参川剛史（クィーンズアベニュー）

チケット情報
鑑賞料：
• 前売券 3,000円（銀行振込）
•当日券 3,500円（受付での現金精算）
※クレジットカード、QR決済、電子マネー決済には対応しておりません。

劇場 東京・両国 シアターX (カイ)
住所：130-0026 東京都墨田区両国2-10-14

劇場へのアクセス
JR総武線 両国駅 西口下車、左へ徒歩3分
都営地下鉄大江戸線 両国駅 A4・A5出口より徒歩約8分
電話番号：03-5624-1181

お問い合わせ　
メール：oru.tickets@gmail.com
主催：ORU
本公演に関する詳細は、公式サイトまたはSNSをご確認ください

Choreography Montage MOMOTARO
Venue: Theatre X (Kai), Ryogoku, Tokyo
Address: 2-10-14 Ryogoku, Sumida-ku, Tokyo 130-0026, Japan
Performance Schedule:
Saturday, September 13 – Doors open: 18:00 / Start: 18:30
Sunday, September 14 – Doors open: 12:00 / Start: 12:30
Sunday, September 14 – Doors open: 16:00 / Start: 16:30

Creative Team:
Direction & Choreography: Kanako Suzuki
Music Composition: Dasha Zvezdin
Scenography & Costume Design: Anna Titova-Tubash
Art Design: Kai Ono, Daisuke Enomoto
Stage Management: Yuki Takagi
Lighting Design: Genta Nakashuku
Sound Design: Osamu Yahagi
Flyer Design: Yuta Nakajima
Original Work: Inspired by Momotaro by Ryunosuke Akutagawa

Cast (Alphabetical order): Masashi Usami, Daisuke Enomoto, Yuki Koshi, Shiori Shigeta, Fujiko Suzuki (ORU), Koji Tanaka, Keito Hada, Mio Numadate, Takeshi Mikawa (Queen’s Avenue)


【舞台作品初出演のお知らせ】 コレオグラフィモンタージュ「MOMOTARO」

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「埋もれる時間」
榎本大翔

私は今、都会で暮らしている。
会いたい人、やりたいこと、与えられた時間。
なんの未練もなく命を全うすることは出来るだろうか。
そんなことを考えていると、穴を掘って埋まりたくなる。
何も出来ないまま今日もひたすら考える。

Enomoto Daisuke solo exhibition "Time to be Buried."

I am now living in the city.
The people I want to meet, the things I want to do, the time I have been given.
I wonder if I will be able to live out my life without any regrets.
Thinking about that makes me want to dig a hole and bury myself in it.
I can't do anything, so I just keep thinking about it today.

会期
2025/10/24(Fri)~10/29(Wed)
12:00-19:00
※最終日は17:00 Close

会場
"meee" Gallery Tokyo
東京都中野区新井1丁目23
入場無料

Dates
October 24(Fri) - 29(Wed), 2025 
（Open 12:00 - Close 19:00）
※Last days close 17:00

Venue
"meee" Gallery Tokyo
1-23 Arai , Nankano-Ku, Tokyo 
Admission
Free

［ご来場にあたってのお願い］
お車、バイク、自転車でお越しのお客様は、会場近隣のコインパーキング、有料駐輪場に駐車・駐輪いただきますようお願いいたします。

［撮影・記録に関するご案内 / Information on filming and recording］
Center line art festival Tokyo では、開催する全てのプログラムに於いて撮影スタッフ、運営スタッフによる記録・宣伝を目的とした、写真、映像の撮影を適宜実施させていただきます。
鑑賞、参加者皆様へのプライバシーに配慮しつつ実施してまいりますが、予め撮影に関しましてご了承をいただけますようお願いいたします。
Center line art festival Tokyo staff and management will take photographs and videos for the purpose of recording and advertising at all programs.
While we will take care to ensure the privacy of all visitors and participants, we ask for your understanding in advance regarding the filming.

榎本大翔 個展 「埋もれる時間」

〜10/29最終日〜 榎本大翔 個展 「埋もれる時間」

「辿る思想」 榎本大翔 個展

世田谷区羽根木 1-17 羽根木一丁目公園よこ

2025年11月22日（土）、23日（日）
11:00から18:00くらいまでになります。

タイミングによっては、美味しいコーヒーを淹れてくださる方にお会いできるかもしれません。

こんにちは。
榎本大翔です。
すっかり美味しい鍋で暖を取る季節になりましたね。
いよいよ今年最後の展示を迎えます。
今回は@ie galleryさんでの初個展になります。
お名前の通り、家であり、ギャラリーであり、素敵な空間です。
明るい陽の光が差し込み、庭の景色を眺めながら、コーヒーを飲んでいるだけで心が満たされます。
紙層を使って少し遊んでみたり、その場で、偶然居合わせた方々の交流が生まれる瞬間に立ち会えたり、面白い時間が流れる予感がしています。
是非、今年はどんな一年だったか、ゆっくりと振り返りながらお話ししましょう。
皆様のご来場お待ちしております。

榎本大翔



「辿る思想」 榎本大翔 個展

Meet in gem+cafe
〜2023 summer time〜

今回、中目黒gem+cafeにて様々な分野でご活躍されているクリエイターや、アーティストの皆様を中心にオフラインコミュニティの輪を広げる為の異業種交流会を予定しています。
ご歓談、ご飲食などご自由にお楽しみ下さい。
どなたでもご入場いただけます。

2023.08.10(Thu)~13(Sun)
14:00-21:00
gem+cafe 吉野

榎本大翔
安藤しづか
石田和幸
加藤彰人
KOHAN jewelry
杉本知春
ノブ
松尾龍

Meet in gam+cafe ~2023 Sumer time~

【告知】

 8/30(Wed)〜9/19(Tue)の期間、西武池袋本店5Fにて POPUP開催いたします。
 新作のスーツ生地の雑貨コレクションも増えております！
こちらのPOP UPに紙層が並びます。
 お時間ある方は是非ご来店下さいませ。

 • POP-UP STORE OPEN 
西武池袋本店5F 10:00 ~ 21:00 
8/30(水)~9/19(火) 

今回も POP UPでは定番となりつつあるフローリスト
@ame__flower 
紙わざアート [enomotodaisuke) insta @enomotodaisuke 

#sdgs #sustainable #sustainablefashion #sttnd #ethical #ethicalfashion #followme #madeinjapan #remake #ame #lossflower #upcycle #サステイナブル #リサイクル #リユース #リデュース #リメイク #サスティナブルファッション #ジェンダーフリー #ユニセックス #ロスフラワー #アップサイクル #紙 #再生紙 #古着 #池袋西武　

STTND POP UP STORE 西武池袋本店5F

【告知】
DAISUKE ENOMOTO GALLERY初参加。

minne HANDMADE MARKET 2023.9.16(土),17(日),18(月・祝) 東京ビッグサイト東7ホール 旅先は、新しい「好き」が繋がる場所 2,400以上のブースが集まる大規模ハンドメイドイベント開催決定！ 
今年のコンセプトは「journey」。
 自分の足で、旅するように新しい「好き」と出会ってほしい、そんな想いを込めました。
当日は全国からたくさんの作家・ブランドが集まります。
さまざまなものづくりに触れながら、新しい「好き」に出会える旅をお楽しみください。 

参加します！minne HANDMADE MARKET 2023

皆様、こんばんは。
DAISUKE ENOMOTO GALLERYです。
今年も渋谷東しぜんの国こども園 small alleyにて開催される「small alley Fes 2024」に参加させていただきます。
前年に続き今年もminneにて販売中のコレクションや、ネットでは購入ができないアーカイブ品を多数ご用意致しております。
また榎本大翔が会場にて、ワークショップにも参加いたします。
ぜひこの機会にお越しくださいませ☆

~ほし☆りょこう~
衛星のごみ、浮遊する惑星の欠片、様々なマテリアル。
宇宙空間を旅しながら、素材を集め、持ち帰って遊んでみよう。
自分だけのお土産が出来たら購入することもできます。

~small alley Fes 2024~
2月10日（土）『small alley Fes 2024』開催決定！ 
今年もsmall alley Fesを開催します！ 
渋谷の街なかにあるこども園“small alley”で、子どもも大人も一緒になってつくりあげる年に１度のフェスティバル。 
子どもたちによる売店や舞台パフォーマンス、ライブ演奏、おいしいご飯、ものづくりのワークショップ…。
ひとりひとりのこだわりがたくさんつまった空間が園内にひろがります。
 ◇今年のテーマは「わ」 輪　人とのつながり 和　おもいが混ざり合う 環　循環していく感動 話　言葉を通じた関わり合い 1年間を通して紡いできたつながりをもとに、子ども、保育者、保護者、地域の皆様など、この園に関わる全ての人たちと協力して、心に残るお祭りを一緒に作り上げていきたいという思いが「わ」に込められています。 

■イベント概要 small alley Fes 2024 
日時
2024年2月10日（土）9:45 開場／15:00 終了予定 
会場
渋谷東しぜんの国こども園 small alley @smallalley_shibuya 
入場料
無料（事前申し込み制） 
ライブ
NRQ @makino_takuma 
人間カフェオーケストラ @ningen_cafe_orchestra914 
パリなかやま @pari_nakayama 
他 ワークショップ
榎本大翔(現代紙藝家) @enomotodaisuke 
木下幸(漆芸作家) @kinoshita_oden 
花綵(フラワースタイリスト) @hanazuna_style 
他 フード
small alley cafe @smallalleycafe small alley kitchen 他 

■参加申込について 入場無料、事前申込制のイベントです。 
 https://peatix.com/event/3805068 
からご予約のほどよろしくお願い申し上げます。 
※榎本大翔のWSはご予約不要です。

■会場案内／お問い合わせ 渋谷東しぜんの国こども園 small alley 
渋谷と代官山の間、商業施設やオフィスが立ち並び、人々が行き交う街のなかにある保育施設。
small alley（スモール・アレー）は「小さな路地裏」を意味します。 
様々な人・もの・ことが共存する場で、子どもたちは自らの居場所を見つけ活動し、大人たちは程よい距離感で関わりながら、共に生活をする。
そんなかつての町の路地裏のような場をイメージしています。
都会の中で様々な人やもの、音、しぜんと出会い、繋がっていく中で多くの感情に気づき、相手の存在と自分を大切にできる関係性を育みます。 
電話：03-3406-4169　（月～金　9:00-17:00） 
住所：東京都渋谷区東1-29-1 渋谷ブリッジA棟（JR渋谷駅新南口より徒歩約7分）




small alley Fes 2024 渋谷東しぜんの国こども園 small alley にて開催☆

...solo exhibition...
個展開催のお知らせ

榎本 大翔『一角』

ひとは自分の、生きてきた時間や思想の積み重ねに説明が出来ない。
多くの矛盾を受け入れ、儚い刹那の連続を生きる。
想像と創造は何を残せるのだろうか。
我々はまだ、己の一角しか知らない。
人生に疑問を感じ、存在意義を求め、彷徨い続ける男が生み出す、空しさ漂う産物展。
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会期｜2024年3月13日(水)~3月24日(日)
時間｜水~金 13:00-19:30 土日祝 12:00-18:00
休廊｜月・火
住所｜〒103-0005
　　　東京都中央区日本橋久松町4-6杉山ビル 4F Gallery TK2

3月16日(土)・23日(土)両日14時からギャラリートークを開催します。
是非ともお越しください。予約不要です。
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開催にあたって

この度、東日本橋駅近くのgallery TK2様にて個展を開催さていただく運びとなりました。
本展は従来の展覧会とは異なり、作家が会期中、会場で自身の表現を解説するという点が特徴です。
お客様と直接対話することで、より多くの方に「芸術」を身近に感じていただきたいと考えておりますので、是非実際にお越しいただき、たくさんお話ししましょう。

私が表現の為に使用する主な素材は、不要になっても、もったいなく感じて捨てられないものです。
その中でも特に"紙"が多く、市販の普通の紙ではなく、子供の頃から書き溜めた裏紙メモや、落書き、絵を使用します。

考えていた事やその時々の心情を忘れてしまう事が苦手で、自分という存在を知るためにも、子供の頃からメモや落書きを親の不要になった書類の裏紙に書き溜めていました。
なにか思念の様なものを感じて、簡単に捨てることができず、溢れかえってしまった集積紙を、どのように処分するか思い悩んでいたところ、ふとこの蓄積された時間と思想の山が、表現行為のエネルギー源になるのではと思い、一から再生紙にしてみようと考えました。

ビリビリと手で細かくちぎり、水と水のりで混ぜれば、ドロドロの繊維の液体となり、それを薄く漉いて再生紙ができます。
紙漉きを繰り返していくうちに、ペラペラの一枚の紙ではなく、厚く盛られた地層の様に変化していきました。

まるで、地球の活動の様にぐつぐつと溶け煮出したマグマが、溢れ固まって新たな大地を生成し、積み重なった地層が果てしない時間を感じさせる事と繋がり、自身の思想そのものが紙層として具現化し、表現活動という新たな"自分"を生み出す行為になっていると考えました。

この行為を基に、様々な場に持ち込み、人や環境と接して、過去に感じた事や時間の積み重ねに、想いを馳せる。
そして余計に捨てることが出来なくなった、「思想の紙層」の存在意義とこれからについて考える。

また会場でも"作品"という呼び方はせず、"自宅で発掘した塊"や"生活の鍾乳洞"という様に、そもそもゴミなのか、作品なのか、自然物なのかわからない、境界線の曖昧な存在として接しています。

一連の流れを拡大解釈すると、芸術とは何か、表現とは何か、生命とは何か、考えるきっかけ作りを目指して活動しております。

本展では、「これまでの思想の紙層、自問自答を繰り返し、表現活動を通じて積み重ねた結晶物」と、深層へ掘り進める中で発掘した「これからの表現についての試行錯誤」を同じ空間内にて展開いたします。
時期によって異なる質や形状の変化、圧倒的なボリュームと、紙層の物体としての不思議な魅力、独特な精神世界に没入してみてください。

紙の持つ有機的な曲線にあたたかみを感じ、無機質でマットな質感がドライな印象も与える。
重量感のありそうな見た目とは裏腹に、触って持つと驚くほど軽い。
自由に触れても良くて、作品じゃないから壊れてもいい。
好きな欠片が見つかれば、1g30円の量り売りで購入することも可能。
シルバージュエリーが傷つきやすい為、什器として利用したり、香りとの相性もよく、フレグランスと組み合わせて飾ったり
苔を育てたり、子供のおもちゃととして目一杯遊んだり、ゴミなのか、おもちゃなのか、作品なのか、自然物なのか分からない。
不思議な存在の「思想の紙層」の魅力を堪能してください。

DAISUKE ENOMOTO GALLERY

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