こんにちわ、2021年に挑戦した公募作品についての備忘録です。
刺繍や手芸で参加できる公募を見つけ、
機会があれば挑戦と勉強もかねて応募しています。
2020年の秋にAJCクリエイターズコンテストがあると知り、
①エントリー(参加したい部門など入力し応募します、この時点では作品が完成していなくても大丈夫です)
↓※誰でも参加可能です、私は<刺しゅう部門>に応募しました。
②1次審査(書類にて、完成した作品の写真や作品に対する思いなどのコンセプトシートを書いて応募)
↓※1次審査が通ったら本審査の書類が届きます
③本審査(実際に作品を東京都美術館に送って展示していただき審査員による本審査が行われます)
↓※直接会場にての搬入も可能のようです。
④審査結果(公式webサイトやSNS上の発表と同時に入賞作品展示として一般の方もみられる東京都美術館に数日間ですが展示されます)
制作も通過までの手順や期間も長い時間をかけて挑戦する公募でしたが、
大変嬉しいことに最終審査まで残り、
《刺しゅう部門 入賞 特別奨励賞ブティック社賞》に選んでいただきました。
紙の上の簡単な図案から考えていたアイデアが実際に形になり完成した時はとても達成感がありました。
制作していく過程はいつも勉強になることが多いので、参加して経験できてよかったと思える公募でした。
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AJCクリエイターズコレクション展
東京都美術館 1階第2展示室 2021.3.26(金)~30(火)
AJCクリエイターズコンテスト2021 入賞 特別奨励賞ブティック社賞
タイトル「北極と南極。」
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《コンセプト》
飾っても身につけても楽しめる刺繍を制作しました。
上の北極と下の南極それぞれ生息する生きものや流氷をブローチにしています。
自然の生きものの美しさや素朴さを金や銀の糸をポイントにいれて表現しています。
◎サイズ縦540mm×横480mm
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各メーカーさんの色んな種類の刺繍糸を使っています、
オーロラや水しぶき部分はオーガンジーを使って立体的に表現できました。
ひとつひとつブローチに仕立てるのも、
大きな布に配置を決めて土台に刺しゅうするのも時間がかかり手直しがあったり、
試行錯誤しながら大変なところもありましたが、
やはり刺繍は楽しいなと感じながら制作できたことが嬉しかったです。
運営の方やスタッフの方々はお忙しいなか、とても親切丁寧に対応していただきました、
機会があればまた挑戦したいと思っています。
毎年一回春に開催されるAJCクリエイターズコレクション展は、
東京都美術館に足を運べなくても、
公式のwebサイトで「VRミュージアム」が見れるようなりますので、
今年もどんな作品たちが見れるのか楽しみにしています。(2022.02.22)