すでに始まっておりますが、2月26日(土)より、アゾンレーベルショップ秋葉原さんで開催しております、Azone Boys Doll Collection 展Ⅲ~不思議の国の男の子~に参加しております。
今回は、不思議の国の、というテーマが設定されておりましたので、仮想の亜人の男の子をふたり出品させていただきました。
額に貴石を持っている亜人の男の子、という設定です。
耳としっぽがあります。
ふたりは友人同士で、隠れ里のような場所に住んでおり、外の世界を知りません。
とある事情でふたりは掟を破り、問題を解決するために外の世界に旅立つ・・・というストーリーです。
今回はかわいらしく作りたかったので、ピュアニーモヘッドに男子XSボディで制作しました。
アクリル絵の具(リキテックス・ターナーアクリルガッシュ)でペイント。
タミヤウェザリングマスターでチーク、クレオスのマットクリアースプレーで保護しました。
額にBBX(はがせる接着剤)でラインストーンを張り付けています。
樹脂粘土で作ってファーを張り付けた耳を虫ピン(18㎜)でヘッドに固定しています。
同じファーでしっぽを作り、ボトムにスナップで取り付けています。中にテクノロートが入っており、ある程度形を作れます。
衣装は民族衣装風にしたいな、と思い、ポンチョに刺繍を入れたものを衣装のメインにしました。
ボトムの下にふたりともかぼちゃぱんつを履いています。
靴は、アゾンさんのLil’Fairy~サイドバックルリボンブーツがころんとかわいかったので、アゾンさんにお願い致しました。
「碧色の風」「霞色の夜明け」とタイトルを付けました。タイトルは毎回難しくて色にしがちです。
「碧色の風」
グリーンのセンターアイです。
今回アゾンさんで植毛オーダーを受け付けてくださったので、碧くんはパステルブルー×パステルグリーンをお願い致しました。
左右不対称のボブカット、襟足に細く長い三つ編みを一本結っています。
髪の毛は水のりを薄めたものでセットしています。
肌色は白肌です。
星見の家のこどもという設定で、荷物に画版と単眼鏡を持たせています。
画版がついているのはメモ魔だからです。
好奇心が旺盛で、いつもあれこれ考えていて、すこしぼんやりさんです。
大事なものが多いので荷物も多め、ということで大きなショルダーバッグをしょっています。
白いハイネックインナーの裾にはレースがついています。脱ぎやすいよう後ろは全開きです。
二重になったガウチョパンツをはいています。裾のボタンとベルトは、動きやすくするため、という設定です。
肩のベルトは、変化、流れ、先に進んでいくイメージで編みました。
こっそり聞いてしまった秘密が友達にとって重要なことであっため、それを解決するために、彼を部族が遠い過去に住んでいた遥か彼方の場所まで連れていく旅をします。
作品に付けたPOPです。
碧い風が吹き渡り、胸がひやりとする。
空はまだほの暗く、足元も定かではない。
掟をやぶって外の世界に旅立つことに
好奇心と不安が交互によぎるけど、決心したんだ。
遥か彼方にあるという始まりの地にきみを連れて行くって。
運命なんてぼくが蹴とばしてやるから。
吹き渡る風の瞳と碧色の髪を持つ少年です。
「霞色の夜明け」
青とピンクのセンターアイです。
霞くんも植毛オーダーしたのですが、あとで自分で植えなおしています。ヘッドが補強されるよう連鎖で植えました。一部追加分はサランを結ぶ植毛になっています。髪色はパステルブルー×パステルピンクです。おおむね淡い紫ですが、光の加減でブルーが強かったりピンクが強かったり変化があると思います。
左右対称なボブカットです。
髪の毛は水のりを薄めたものでセットしています。
肌色はタン肌です。
職人の家のこどもで、いちばん大事なものがわかっている性格です。
腰に帯びた刀は、普段使い慣れたナタです。
両手が空くように、腰の後ろのウエストバッグに荷物を最小限を入れているという設定です。
濃紺のハイネックインナーは後ろが全開きです。
首にシンプルなネックレスを下げていますが、笛です(実際の形はシンプルなバーです)
ボトムは裾を絞ったハイウエスト、ハーネス風のサスペンダーを付けました。
腰の編んだベルトは、揺るがなさと輝きのイメージです。
ぼんやりな友達が旅にでるというので、心配でついていくことにしました。
作品に付けたのPOPです。
いつも夢のようなことばかり言うおまえが、
珍しく真剣な目をして、外の世界に行くと言うから、
つい一緒に行くって言ってしまったんだ。
霞色の夜明けが、おれたちの目の前に広がっている。
となりで小さく震えているけど、大丈夫、ちゃんと連れて行くから。
行きたいと願うその場所まで。
夜明けの瞳と霞色の髪を持つ少年です。
設定は制作中の妄想に近く、制作のために性格を決めるイメージのようなものです。
無事オーナーさんが決まりましたら、彼らに新しい旅や設定を作っていただければと思います。
私の妄想の中では、帰ってくるのは3~4年後、霞くんは石を失い髪色は暗色に変化しており、碧くんはたどり着いた地で祝福と呪いを身に受けて帰ってきます。
霞くんは色々大変でしたが特になんとも思ってないようです。碧くんは友達を連れだしたことを後悔していて・・・
ふわふわした設定・・・
大きくなった姿を、タン肌がMボディでも出たら作ってみるのも面白そうだなあなどと思っています。
今回は、耳を作るのが初めて、ベルトに使ったミサンガ編みもほとんど初めて、刺繍もあまりしないので・・・と作業自体に練習と時間がかかりました。
あれこれ詰めの甘さからのトラブルも多く、力の足りなさを思い知った制作でした。
発送ぎりぎりまでかかりましたが、何とか展示できるものになって本当に良かったです。
ボイコレ展にもう一度だけ出たいと思っていたので、お誘いいただけて嬉しかったです。
ボイコレ展Ⅱ、ガルコレ展、ボイコレ展Ⅲと、いずれもコロナ禍での開催で、最後まで自分の作品を見に行く機会を得られませんでしたが、いつか他の作家さんのワンオフさんたちが並んでいるのを見に行きたいなあと思っています。