革素材について『国産シュリンクレザー(コンビなめし・クロムなめし)』

・製作に使用している牛革素材について

bag.busで使用している皮革素材(牛革)は、基本的に2種類の革を使っています。
どちらも日本のタンナー(鞣し革製造メーカー)が製作している素材です。

工場見学や製作者さんのお話を見て聞いて、肌で感じた日本レザーのすごさと良さに感銘を受けて、国内タンナーの素材を厳選してます。
革好きで色んな革見てきたからこそ、品質や製作の背景や作るにあたっての考え方や取り組みなど、日本の革ってすごいって心から思っています。

こちらでは、商品名に「シュリンクレザー又はレザー」と表記された「国産シュリンクレザー(コンビなめし・クロムなめし)」をご紹介。

・厚口自然シボ(天然シュリンク)が特徴のソフトシュリンク革

弾力性と発色が綺麗なしっかりとしたコシ感を持ちながら軽さがある天然シュリンクレザーです。
やわらかい優しい手触り、肌さわりは、型押しレザーと違い天然シュリンクレザーにしかない良さがあります。

丈夫でお手入れが簡単な顔料仕上げの牛革で表面が保護されているため、多少の水などの液体は弾くことができ、キズにも強く、紫外線による色あせも少ないため丈夫で扱いやすいもっとも実用的な皮革です。

色の美しさと肌目(シボ)の安定感を重視してカラーによって鞣し方の違う牛革を使用しています。

ホワイト・ブラック・キャメル・オリーブ・ネイビー、トープは、コンビなめし。
イエロー・レッドは、クロームなめしで仕上げられたレザーです。


・それぞれの色味についての特徴

ホワイト・ブラック・キャメル・オリーブ・ネイビー・トープは、すこしコシがあり、サラッとした手触りの牛革でコシはありますが、手で握りこめる優しい柔らかさです。

使用頻度が長くなってもある程度コシを保つため、へたりなどが気になる方は、こちらの4色をおすすめいたします。

イエロー・レッドは、フワッと柔らかく軽さのある牛革で、つい触りたくなるような手触りです。
とても発色がキレイな2色でキャメル・オリーブ・ネイビー・トープほどコシは、ありませんが最良の厚みを吟味し、使い心地も熟考いたしました。

全色とも、色の変化などのエイジング(経年変化)も起こりにくく、革の変化があまりお好きじゃないお客様にもおすすめです。


・革鞣し(コンビなめし)について

コンビ鞣しとは、ヌメ革と呼ばれかたで有名なタンニン鞣しと、革製品で圧倒的なシェアを持つクロム鞣しの2つの製法を合わせたハイブリッドな鞣し製法です。

タンニン鞣しの特徴であるエイジングもヌメ革に比べて非常にゆっくりではありますが、味わう事の出来る正に、ハイブリッドな鞣し製法!

それが「コンビ鞣し製法」です。


・革鞣し(クロームなめし)について

クロム鞣しは、化学薬品を使って鞣す安全で画期的な製法。
皮革産業に飛躍的な発展をもたらした製法の一つです。

タンニン鞣し比べて製法処理時間が短く、世界で生産されている皮革の8割は、クロム鞣しの革とい言われています。

クローム鞣しの特徴は、丈夫で薄くても強度があり、とても軽いが特徴。
さらに他の鞣し方の皮革と比べて熱や火にも強いのです。

またフワッとした弾力性もあり、柔らかさと相まって靴製品などにも良く採用されています。
染色性も良いので、発色が良くカラーバリエーションが豊富です。

クロム革は、耐久性や耐火性といった物性に優れるカラーバリエーションが豊富な皮革素材です。
発色がよく軽さが求められるジャケットやバッグなどクロム革を使用した製品が多く生産されています。

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