政宗公の生地はいっっっちばん苦労した。
なぜか?それは、紫の地色が原因である。
紫って一口で言っても世の中にはいろんな紫があったのだ。
作ってもらったデータで生地を製作してもらったら紺で届いた。
どう見ても紺である。もらったデータは紫だったのに。
再度修正をかけた。次は赤が強い紫だった。
また修正。苦労(データ作成の友達が主に!!)の末今の生地が出来た!
素晴らしい紫だ。THE紫!そう、こういう色を求めてたのだよ。
政宗公の兜のクレセントムーンも好きなので、布には月が舞っている。
とてもかわいい。
そして幸村公。
結び雁金も使っていたそうだ。
和柄で熨斗柄がある。おめでたい柄だ。
熨斗を真田紐にして、結び雁金で結んだらどうだろう??
考え始めたら止まらなくなった。六文銭にちなんで、紐は6本にしよう。
この生地でこだわったのは地色の赤、だ。
赤も色んな色がある。
すんなり決まったが、ほんとに理想通りの赤で印刷されてきて感動を覚えた。
真田紐も素晴らしい!適度なデフォルメが効いてる!!
カラフルで元気が出る生地になったと思う。