こんにちは。
この週末、用事があって旦那さんと和歌山県に行ってきました。
一人の時間があったので、何をしようかなと、
グーグルマップを開いて見ていたら、
近くに和歌山県立近代美術館があるとわかったので、
そこへ行くことにしました。
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美術館で、
「LOVE (your)LIFE! まいにちがアート」
という展示を見てきました。
この展示の内容は・・・
美術作品を作るひとたちは、
特別な変わったものの見方をするひとたちで、
できあがった作品も特別なものである、と思うかもしれないけれど、
実は、日々、生活の中で親しんでいるものや、
毎日していることがテーマやモチーフとして登場している。
わたしたちに身近な生活の中の何がもとになって、
この作品ができたのか、理解する手掛かりを与え、
作り手と見る人をつないでくれるというものでした。
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そういう視点で作品を見ていると、
飾られている絵画や立体造形物などが、
身近に感じられました。
草花の絵画を見て、
この季節が好きだったのかな、自分の庭の草花なのかなとか考えたり、
台所の絵画を見て、
祖母や母親がよく台所に立っていた場面を絵にしたかったのかな、
自分が料理が好きだったのかなとか、
どういう想いで、この絵が描かれたのか、
自分なりに考えながら作品を見ていました。
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作り手の想いを想像する他に、
単純に、素晴らしい技術にも感動しながら作品を見ました。
モノクロの色彩なのに、
ガラス瓶の透明感やレースカーテンの透け感が表現されているリトグラフ、
写真にしか見えないリアルな油絵、
「ものを持つ・差し出す・開く」という「動作」を表現したアイデア造形物などなど。
ものをつくることについて、刺激を受けましたね。
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私も作品をつくるときに、
「自分に身近なもの、季節感を感じるものを基本に、
自分の生活の中で心惹かれるモチーフを見つけている」
ということを軸にしているので、
今回、この展示を見ることができたのはとてもよかったと思います。
得るものが多かったし、
作品をつくるときのヒントになるかも!?
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さてさて、最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
みなさんは、美術館や博物館などに行かれますか?
もし行かれるとしたらお一人で?
それとも仲の良い方とご一緒に?
私は美術館デビューをしたのが、
ここ3〜4年のことで、
だいたい一人で見に行くんですが、
一度、
誰かと、
同じ作品を見てあーだこーだと、
お互いの作品の見方を話することもしてみたいと思いました。
ではでは今日はこのへんで^^
(りんごブローチ、少しずつ進んでいますよ。お楽しみに)