こんにちは。
梅雨時期になりました。
雨に濡れて、服や靴下がべちゃーとなるのは嫌ですが、
雨の音やにおい、草や木々に降る雨を見るのは好きです。
それでも一度にたくさん降る雨はおそろしくて、
住まいや人の命を脅かすほどの雨が降らないことを祈るばかりです。
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さてさて、今日はようやく(?)、
作品をつくる時のこだわりのお話の続きです。
aiiroのこだわりは・・・
①自分に身近なもの、季節感を感じるものを基本に、
生活の中で心惹かれるモチーフを見つけている
②刺繍糸の色選び
③ブローチの中に、そっと入れているものがあります
④ブローチはぷっくり派
⑤ブローチの仕立て方
これまで2回にわたって①と②についてお話しました。
今日は③と④についてお話させて頂こうと思います。
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③ブローチの中に、そっと入れているものがあります
④ブローチはぷっくり派
③については、なんのことやら?ですよね 笑
話の流れ的に、まず④からお話しますね。
aiiroブローチの形は、表布と裏布を縫い合わせ、
綿を詰めてぷっくりさせています。
以前、ぺたんこブローチ(※)を作ったことがあるんですが、
「うーん、何か違う・・・」となり、
作っていて、ときめかなかったんですね。
(※刺繍布のまわりをギザギザにカットして、
中芯をくるんで、裏布と接着剤でくっつけて作るタイプのブローチ)
他の作家さんのブローチがとても素敵で、
私もやってみたい!と思って作ってみましたが、
思っているイメージと違ったので、
私はやっぱりぷくぷくしている方がいいかなと。
そんなことがあって、私のブローチはぷっくりになりました。
そして、このぷっくりブローチに仕上げる過程で
やってみたい一つのアイデアが浮かんだんです。
それはブローチの中に「もの」を詰めること。
aiiroブローチの中には、綿と一緒に小さなビーズが入っています。
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そうなんです。
「③ブローチの中にそっと入れているものがあります。」の
入れているものは、小さな一粒のビーズでした。
やっとお伝えできましたー!
そうなんです。
お届けしているブローチ(※)の中には、
2〜3ミリの小さなビーズが一粒入っているんです。
手芸屋さんで売っているカラフルなビーズたち。英語で言うとビーズ’S?
(※栗、アイス、レモン、オレンジ、苺など。
ここ2〜3年の間に始めたことなのでそれ以前にお買い上げ頂いた分には入っていません。
すみません。)
なぜ、ビーズを一粒入れているかといいますと、
ブローチを買ってくださった方が、
ちょっとでもハッピーになってもらえたら、
ちょっとでも生活を彩るお手伝いができたら、という想いを、
何かの形で添えることができたらなと思ったからです。
お守りみたいにしたかったんです。
(ご利益とかはないですけどね笑)
ブローチの真ん中あたりを押してもらうと、ビーズが入っているのがわかるかも?
もしaiiroブローチをお持ちでしたら、ぷにぷに押してみてください^^
ビーズは錆びないように、
また割れたりしないように(割れないと思いますが)、
プラスチックのものを選んでいます。
縫い合わせて作るブローチは、
時間が掛かり、綺麗な形を出すのが難しいんですが、
中にビーズを入れたいし、ぷっくりした形にしたいので、
この方法で作っています。
お客様は中に入っているビーズを見ることはないと思うんですが、
「そんなものが入っているんだなぁ」と知ってもらえたら嬉しいです。
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いかがでしたか?
今日は、ブローチの中にそっと入れているものの正体がようやく明らかになりましたね。
次回は、「⑤ブローチの仕立て方」をお伝えできればと思います。
現在、制作については、りんごブローチを作っています。
りんごブローチで、私は何を伝えたいかな?表現したいかな?というところまで進みました。
それを具体的にどう刺繍するかで止まっています。
また次に進む方向が見えるまで、ググッと待ちます。
新作をお待ちくださっている方、すみません^^;
梅雨時ですので、体調の変化にお気をつけくださいね。
それではまた次回に。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。