刺繍糸の色選び*作品をつくる時のこだわりvol.2

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こんにちは。 前回の投稿から少し間が空きましたが、 私は元気に過ごしています。 ショートテニスも通い続けていまして、 少しずつ慣れてきて、楽しいです。 毎回、いろいろな気付きや発見があって、 学びの機会にもなっています。 今日は作品をつくる時のこだわりのお話の続きです。 私のこだわりは・・・、 ①自分に身近なもの、季節感を感じるものを基本に、 自分の生活の中で心惹かれるモチーフを見つけている ②刺繍糸の色選び ③ブローチの中に、そっと入れているものがあります ④ブローチはぷっくり派 ⑤ブローチの仕立て方 と前々回のレターでお伝えしていました。 前々回は①についてお話させて頂きましたので、 今日は②刺繍糸の色選び、 私はどんな風に刺繍糸の色を選んでいるのかについて、お話しますね。 私は、刺繍糸の色選びにとても時間が掛かります。 刺繍糸はたくさん種類があるので、ワクワクして嬉しいのですが、 実際に使う色を決めるときは、とても迷うのです。 どんな風に色を決めているのかといいますと、 まず、作りたいもののイメージを、色鉛筆を使って描きます。 最初のアウトプットですね。 そのあと、イメージした色を表現できそうな刺繍糸はどれかな〜?と、 刺繍糸の色見本帳を使って探していきます。 ここでは一つの色に絞らず、 いくつか候補を選んでおきます。 次に買い出し。 作り慣れたものだと、ネット通販で買いますが、 初めて作るものは手芸屋さんに行って買います。 手芸屋さんに着いたら、 刺繍糸の現物を見て、どれにしようか悩みます。 いくつか候補を絞っていくんですが、 やっぱり見本帳と実物では、 印象が少し違うなと感じるときがあったり、 この色とこの色を組み合わせたらどうなる? と、その場でイメージしたりするので、 買うのにとても時間が掛かるんですね。 その結果、長時間、刺繍糸売り場の前で、 ウンウン唸ってる怪しい女性がいる、ということになります。(店員さん視点) 通報されたことはないので、まだ不審者予備軍ということなんでしょう。←笑うところです そうして、買ってきた刺繍糸を使って試作していきます。 色見本帳で選んだ色より、さらに色を選別して買ってきた糸たちです。 結局、刺繍してみるまでは、 最終的にどうなるかがわからないので、 いくつかの色を買ってきて、 思いつく組み合わせを試して試して、作品を作っていく、 という流れになっています。 あれこれ試してみたい色がたくさん出てくるので、 絞り込むのが大変です。楽しい作業でもあります。 余談。 私だけかもしれませんが、 束で見る色よりも、刺繍したときの色の方が淡くなる印象を受けます。 束で見た色で刺したら、思っていたより、色が薄かったというか。 束だと糸がまとまっているので、濃く見えるからでしょうか。 言いたいことがうまく伝わっていなかったらすみません 汗 刺繍糸の色選びについては、 もう一つ、こだわりがあって。 それは、少しずつ色を変えて刺繍しているということ。 刺繍って、一つの面に一つの刺繍糸を使うことが多いと思うんですが (たとえば、りんごだったら、実は赤◯番、茎は茶色の△番、葉っぱは緑の□番など)、 一つの面を一つの色で埋めるよりは、 ほとんどわからなくてもいいから、 違う色を組み合わせて刺繍したいという気持ちが私にはあります。 少しずつでも色が変わっている、 違いがあるということが 刺繍していて楽しいと感じるんです。 同じ色で刺繍し続けられない、飽きっぽいところがあるからかもしれませんが 笑 そのため、aiiroの作品は異なる色の刺繍糸を組み合わせて 作られているものが多い、というわけなんです。 目標は、水彩画のような、 色と色が混ざり合ったやわらかい印象の刺繍ができるようになる、です。 ということで、 aiiro作品のこだわりその②、 刺繍糸の色選びについてお伝えしました。 いかがでしたでしょうか。 色選びは、まだまだ慣れないので、時間が掛かりますが、 作品を作り続けていくことで、 たくさんの刺繍糸を、 楽しく使いこなせるようになればなと思いました。 今回はこのへんで。 最後までお読み頂きましてありがとうございました。 ではまた次回。

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