② バラしか知らなかったのになぜオランダ留学へ?…の話🇳🇱

② バラしか知らなかったのになぜオランダ留学へ?…の話🇳🇱

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こんにちは。bloom Gezelligのkubo satomiです。 前回のレターからの続きの話🌼 前回のレターでお話しした通り、 お花屋さんに就職した頃の私はバラくらいしか知らないお花の超初心者でした。笑 そんな私が、気づけば数年後。 仕事を辞めて お花を学ぶためにオランダへ行っていました🇳🇱 今回は、そんな私のオランダ花留学のお話です。 実は、お花屋さんになるよりもずっと前から、私にはひとつやってみたいことがありました。 それは 「いつか海外で働いてみたい。」 と思っていたこと。 きっかけは、高校生のときに経験したオーストラリアへの短期留学でした🐨 日本を出てみると、当たり前だけどそこには日本とはまったく違う暮らしがあって。 違う言葉を話し、違う文化の中で暮らす人たちがいる。 そして、そんな私をあたたかく迎えてくれる人たちがいました。 その経験がとても楽しくて 「いつか海外で生活しながら、働く経験もしてみたい!」 と強く思うようになりました。 その後、お花屋さんに就職。 花屋で働きながらワーキングホリデーへ行くこともずっと考えていました。 でも、お花の仕事にどんどん夢中になっていく中で 「せっかく海外へ行くなら、海外でお花を学んでみたい。」 そう思うようになりました。 調べていくと、お花の本場のひとつはヨーロッパ。 だったら、ただ海外で働くのではなく“お花留学”をしよう。 そう決めました。 ……とはいえ。 現実的に調べてみると、必要なのはかなりの費用。 お花屋さんで働きながら生活を切り詰め、コツコツ、コツコツ。 数年間、とにかく貯金しました。 それでも、頑張って貯めたお金で行けるのは わずか1〜2ヶ月。 正直、ものすごく迷いました。 『たった1〜2ヶ月のために、今の仕事を辞めるの?』 『ヨーロッパのフラワーデザインなら、日本にいながら学ぶことだってできる。』 仕事を辞めて、数年間貯めたお金を使ってまで行く必要があるんだろうか。 「もったいない」と思う人もいるかもしれない。 でも、私はこう考えました。 今はまだ結婚もしていない。 自分のことを、自分だけで決められる。 長い人生の中の、たった1ヶ月。 でも、その1ヶ月で本場のお花に触れられるなら、私にとっては行く価値がある。 そう決めました。 社会人になって初めて使った大金は、 間違いなくこのオランダ花留学。 数年間働いて貯めたお金を、ほとんど注ぎ込みました。 留学エージェントを探し、お花の留学ができる場所として紹介してもらったのが、オランダでした。 フラワーデザインといえば、ドイツという選択肢もありました。 でも、なぜか私は、「オランダがいい!」 と直感で思ったんです。 チューリップ畑に、風車… 「オランダに行ってみたい!」 そこからの私は早かった。笑 約3年間働いたお花屋さんを辞め その2ヶ月後には、オランダへ旅立っていました🇳🇱 ちなみにオランダの母国語は、オランダ語。 英語も通じますが、当時は今のようにAI翻訳がある時代でもありません。 高校時代は英語科で、オーストラリアへの短期留学経験もありましたが、仕事で困らないほど英語が話せたわけではありません。 ましてや、オランダ語なんて、まったく分かりません。笑 それでもオーストラリア留学🐨で 「言葉がおぼつかなくても、最後はパッションでなんとかなる!」 という謎の自信を身につけていた私😂 「オランダ語?知らない。でも行く!」 そんな勢いで、本当に行ってしまいました。 若さってすごいですよね。笑 私が滞在したのは、オランダのゴーダという街。 初めて見るヨーロッパの景色は、本当に映画の中のようでした。 レンガ造りの街並み。 穏やかな時間。 自然豊かな景色。 ただ街を歩いて景色を眺めているだけなのに、毎日が幸せでした。 現地では、お花屋さんのオーナーのお家に住み込みながら、お店で働かせてもらいました。いわゆるインターンシップです。 日本とはまったく違うアレンジの作り方。 お花の種類も、色使いも違う。 毎日が刺激の連続でした。 ヨーロッパ最大級の花市場を見学させてもらい、お花の競りを見たことも。 それまで日本でお花を学んできた私にとって、見るものすべてが新鮮でした。 でも不思議だったのが、 国も、言葉も、文化も違うのに 「お花が好き」 という気持ちが同じだったこと。 お花があって、ハサミが一本あれば、 言葉が完璧に通じなくても、お花が好きな人たちと自然とコミュニケーションが取れました。 「お花って、国境を越えるんだ。」 そんなことも感じました。 もちろん、いいことばかりではありません。 英語がうまく伝わらず、オーナーさんから 「どうしてもっと英語を勉強してこなかったの!」 と叱られたこともあります。苦笑 ……はい。 図星でした🥲 もっと英語が話せていたら、もっとたくさん質問できた。 もっと深く学べたかもしれない。 そこは今でも少し後悔しています。 それでも、オランダで過ごした時間は私にとって本当に幸せなものでした。 そして今振り返ると 私がオランダで得たものは、お花の技術だけではなかったと思います。 ご近所の皆さんも、本当に優しくて。 オランダ語がほとんど分からない私のために、英語で話してくれたり、オランダ語を英語に訳してくれたり。 言葉も文化も違う、遠い国から来た私を、あたたかく迎え入れてくれました。 穏やかな街並み。 自然の中で過ごす時間。 お花が当たり前のように暮らしの中にある風景。 そして、人のあたたかさ。 「こんなに心地よい場所があるんだ。」 そう感じました。 たった1ヶ月。行く前は、 「たった1ヶ月のために仕事を辞めるの?」 と、あんなに迷っていたのに。 帰る頃には、 「たった1ヶ月だからって、諦めなくてよかった。」 心からそう思っていました。 人生の中で、私にとって本当に実りの多かった1ヶ月。 オランダで暮らしたからこそ感じられた、人のあたたかさや、心地よい時間。 私は今でも、あの空気が大好きです。 そして実は。 この“心地よさ”が、今のお店の名前につながっています。 「Gezellig(ヘゼリヒ)」は、オランダ語で『暖かい』『心地よい』という意味。 私がオランダで感じたような あたたかくて、ほっとできて、心地よい時間。 そんな時間を、今度は私がお花を通して届けたい。 私が作ったお花を受け取ってくださった方の暮らしに、あたたかく心地よい時間が生まれますように。 そんな想いから、 bloom Gezellig(ブルーム ヘゼリヒ) と名付けました。 正直、 「読めないよ!」 「もっと分かりやすい名前にすればよかったのに!」 と言われることもあります。笑 それでも私は、この名前が大好きです。 オランダで過ごしたあの1ヶ月を思い出せる名前だから。 そして、 私がお花を通して何を届けたいのかを、いつでも思い出させてくれる名前だから。 あのとき感じた“心地よさ”を、今度は私のお花から。 それが、bloom Gezelligというお花屋さんに込めた想いです🌷 ここまで読んでくださった方は、もしかしたら思うかもしれません。 「そこまで生花が好きだったのに、どうして今はアーティフィシャルフラワーなの?」 実はそこにも、私にとって大きな出会いがありました。 そのお話は、また次のレターで🕊️ ここまで読んでくださってありがとうございました😊

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