こんにちは。
bloom Gezelligのkubo satomiです。
今はお家花屋さんとして仕事をしている私ですが、
実は……
昔からお花屋さんになるのが夢だったわけではありません。
というより、当時の私は
お花にほとんど興味がありませんでした。笑
そんな私がお花の世界に入ったきっかけは、
初めての就職先でした。
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当時、私はホテルの専門学校に通っていました。
ホテルについて学んだり、研修を経験したりする中でホテルだけではなく、企業の受付や高級レストランなど、接客に関わる仕事がしたいと思うように。
そこから始まった就職活動。
何枚もエントリーシートを書いて、
何度も面接を受けて、グループディスカッションに、役員面接……。
正確には覚えていませんが、20〜30社以上は受けていたと思います。
それでも、なかなか内定をいただけませんでした。
周りの友人たちの就職先が少しずつ決まっていく中
「私は何の仕事がしたいんだろう」
「このまま決まらなかったらどうしよう」
そんなことを考えて、悩む日々。
そんなとき、就職指導の先生から声をかけてもらいました。
「ホテルに入っているお花屋さんが、アルバイトから正社員を目指す形で募集しているけど、チャレンジしてみない?」
…お花屋さん。
そのときの私にとっては、全く考えていなかった選択肢でした。
お花に詳しいわけでもなければ、
お花屋さんに憧れていたわけでもありません。
でも、
「一度は憧れたホテルで働けるかもしれない!」
そんな気持ちと、藁にもすがる思いで飛び込みました。
そしてご縁があり、新卒で正社員として採用していただき、ホテルブライダル装花のお花屋さんで働くことになりました。
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今こんなにお花が大好きな私ですが、
当時はガーベラも、カスミソウも、どんなお花なのか分かりませんでした。
知っていたのは、バラくらい。笑
そんな状態から、私のお花屋さん人生が始まりました。
先輩たちが当たり前のように話す花の名前も分からない。
お花の扱い方も分からない。
水揚げって何?
このお花はどうやってお手入れするの?
本当に、ゼロからのスタートでした。
それでも毎日出勤して、お花の下準備をしたり、披露宴会場の設営をしたり。
ホテルブライダルという華やかな世界を間近で見るうちに、少しずつ私の中で何かが変わっていきました。
「お花って、可愛い。」
「お花を持った花嫁さんって、こんなに美しいんだ。」
ホテルブライダル装花の仕事は、華やかに見える一方で、体力も必要な本当に本当に大変な現場です。
でも、何もなかった会場にお花が入っていくと、空間の雰囲気がどんどん変わっていく。
今まで見たこともないような華やかな会場が、目の前で出来上がっていく。
その光景を見るのが、だんだん楽しみになっていきました。
そして、
「お花って、こんなにも人や空間を変えられるんだ。」
と、お花が持つ力や可能性を知りました。
気づけば、あんなに興味がなかったはずなのにすっかりお花の沼へ。
先輩たちが作るブーケや装花を見ながら、
「私もこんなふうに作れるようになりたい!」
と思うようになり
いつしか、
「私が作ったお花で、誰かに笑顔になってもらいたい。」
と思うようになっていました。
花の名前すら知らなかった私が
もっと知りたい!
もっと上手になりたい!と夢中になっていたんです。
興味すらなかったものに、こんなに夢中になるなんて。
自分でもびっくりです。笑
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就職活動がうまくいかず、
藁にもすがる思いで飛び込んだお花の世界。
もしあのとき、別の会社からすんなり内定をもらっていたら。
もし先生が、お花屋さんの話をしてくれていなかったら。
今の私は、お花とはまったく違う仕事をしていたかもしれません。
あの頃の私に、
「あなた、将来自分のお花屋さんをやっているよ。」
なんて言っても、きっと信じなかったと思います。笑
うまくいかなくて悩んでいた就職活動の先に
こんなに夢中になれるものとの出会いが待っていました。
今振り返ると、あのときお花屋さんに飛び込んだことが、私の人生を大きく変えてくれたのだと思います。
そして、この頃の私はまだ知りません。
もっとお花を知りたい。
もっと上手になりたい。
その気持ちがどんどん大きくなって
まさか数年後、
お花を学ぶためにオランダまで行くことになるなんて……🇳🇱🌷
そのお話は、また別のレターで🕊️
ここまで読んでくださりありがとうございました𓍯