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【キャンジョ監修】焚き火台とおすすめのアイテム10選|おしゃれなスチール製や二次燃焼を楽しむ作品も

焚き火台はキャンプでの料理や鑑賞、暖を取るためにも欠かせないアウトドアアイテム。さまざまなブランドから焚き火台が販売されていますが、形や性能が多様なため選ぶだけでもひと苦労ですよね。ここでは、失敗しない焚き火台の選び方をしっかりと解説。キャンプ女子株式会社(キャンジョ)代表の橋本華恋さんが選ぶ、おすすめの焚き火台と焚き火に使えるアイテムもあわせてご紹介します。

焚き火台・焚き火台テーブルの必要性

THE GLOBE ANTIQUESさんの「二次燃焼!焚き火台 BLUE SKY OUTDOOR LIVING ポータブルファイヤーピット」

昨今のキャンプ場では、地面の植物やバクテリアなどを燃やさないようにという自然保護の目的や、火災などの事故防止のため、直火での焚き火を禁止しているところが多くなっています。そのため、キャンプでは、焚き火台や焚き火台テーブルは必須アイテム。焚き火台を使うことによって、火と地面の間に距離が生まれ、地面や植物を焦がさずにすみます。さらに、焚き火台テーブルを使えば、テーブルに料理や飲物を置いて、焚き火を眺めながら楽しむことができます。焚き火の楽しみ方を広げたいという方は、焚き火台テーブルがおすすめですよ。

焚き火台の選び方

tiny-twigさんの「BBQ Grill / キャンプ バーベキューグリルbbqg-01」

それでは、焚き火台はどのように選べばいいのでしょうか。
項目別に焚き火台の選び方を詳しくご紹介します。

用途で選ぶ

純粋に焚き火を楽しみたいという方には、火を調整しやすい浅型の焚き火台がおすすめ。また、覆いがない焚き火台を選べば薪を自由にくみやすいうえに、火が焚き火台に隠れることがないので、思う存分楽しめます。
料理をつくりたいという方は、高重量に耐えられるかをチェックしましょう。ダッチオーブンを使用する場合はとくに注意が必要です。安定感のある深型の焚き火台は、安定感があるのはもちろん、薪を動かしやすく、火力を調整しやすいのでおすすめです。

形状・サイズで選ぶ

ソロキャンプの場合は、移動などのことを考慮し、持ち運びが負担にならないコンパクトで軽い焚き火台を選びましょう。中には、持ち運びに便利な収納ケースが付いているものもあるので、購入前にチェックしておくといいですね。
グループやファミリーで楽しむ場合は、大きな薪も丸ごとくべられるような、幅が広く、深型の焚き火台がおすすめ。商品ごとに最適な人数が記載されているので、購入前に確認するようにしましょう。キャンプ場に売っている薪は30~40cmが一般的。焚き火台の大きさが45cm以上あれば、薪を割らずにくべられます。燃焼効率が高く、二次燃焼ができるストーブ型の焚き火台なども◎。

素材で選ぶ

ステンレス

ステンレス製の焚き火台はスタイリッシュなデザインのものが多いので、デザインを重視したいという方におすすめ。汚れが付きにくく、手入れがしやすいのもメリットのひとつです。また、錆びにくい素材なので、手入れを怠らなければ永く愛用することができます。ただし、表面に傷がつきやすく、鉄やチタンと比べると重くなる傾向があります。

チタン

チタン素材は強度があるため、本体の厚みがおさえられたものが多いのが特徴。軽量で持ち運びにも便利です。また、熱を加えると青い鮮やかな色に変化する素材なので、使い込むことで変化を楽しみたいという方にもおすすめです。

耐久性と丈夫さが抜群の鉄素材。鉄は熱伝導もよく、他の素材に比べて焚き火台本体が温まるので寒い季節の暖とりにはぴったりです。ただし、それなりに重さがあるので、公共交通機関や徒歩で移動をする方には不向き。また、使用後は洗浄してよく乾燥させた後、オリーブオイルを塗るなどのメンテナンスが必要です。


デザインで選ぶ

焚き火を純粋に楽しみたい方はデザインで選ぶのもひとつの方法。火の見え方などにこだわるとSNS映えも間違いなし。ディスク型の焚き火台は設置が楽なうえに、薪の熾火を楽しめます。その他、縦長型などは、上にまっすぐに伸びる炎が楽しめますよ。

付属品も要チェック

料理をする場合は、五徳や網がセットになっているものか、もしくは専用のものが販売されているものを選びましょう。専用のものであれば、滑り落ちたり、ずれたりする心配もありません。また五徳や網が劣化した場合、買い替えることが可能かチェックしておくと安心です。その他、片付けを楽にしたい場合は、灰受けが付いているものを選ぶようにしましょう。灰受けが付いていれば、そのまま持ち運んで灰の処理をすることができ、地面にも灰が落ちにくいため、地面を汚すことなく焚き火ができます。

キャンジョ代表がおすすめする焚き火台とおすすめアイテム10選

ここからは、キャンプ女子株式会社代表の橋本華恋さんがminneで見つけたおすすめの焚き火台と焚き火に使えるアイテムをご紹介します。実際のキャンプシーンでのリアルな使いどころや購入時に参考にしたいポイントなどをおうかがいしました。

安定感のあるヘキサゴン型

sap-metalさんのHEXAGON(ヘキサゴン) 焚火台

sap-metalさんの「HEXAGON(ヘキサゴン) 焚火台」

キャンジョ 橋本さん
安定感のあるヘキサゴン(六角形)焚火台。大きな炎を楽しむことができます。別売りの五徳を購入すると、炭火を使った料理を楽しむことができますよ。寒い冬はこのヘキサゴン焚火台を囲んで暖かい火を眺めるのも良いですね。

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煙が出にくい二次燃焼タイプ

THE GLOBE ANTIQUESさんの二次燃焼!焚き火台 BLUE SKY OUTDOOR LIVING ポータブルファイヤーピット

THE GLOBE ANTIQUESさんの「二次燃焼!焚き火台 BLUE SKY OUTDOOR LIVING ポータブルファイヤーピット」

キャンジョ 橋本さん
「二次燃焼」と呼ばれる、煙まで燃やしてしまうこの焚火台。焚き火特有の煙の匂いが気になる方にもおすすめの焚火台です。煙部分にも炎が上がるため、大きな炎を楽しむことができます。形もクールでずっしりと重厚感があり、安定感もあります。かっこいい焚火台をお探しの方におすすめです。

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ビギナーにもおすすめの3WAY

corejeeg コアジーグさんの焚き火台 - cacomi-black 3ways -

corejeeg コアジーグさんの「焚き火台 - cacomi-black 3ways -」

キャンジョ 橋本さん
組み立て時間わずか15秒と簡単に設営できるのでキャンプビギナーさんにもおすすめの一品。また、焚き火料理・炭火料理・焚火台として3つの使い方ができるため、初めての焚火台としての購入もおすすめです。焚火台では珍しいブラックカラーもおすすめポイント。

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芸術的な和柄の焚き火台

BAOBAB STYLEさんのオリジナル 焚き火台 Lサイズ 和柄 (麻)

BAOBAB STYLEさんの「オリジナル 焚き火台 Lサイズ 和柄 (麻)-」

キャンジョ 橋本さん
美しい和柄に彫られた焚火台から見える、炎はまさに芸術!いつまでも見ていたくなる焚火台です。鉄工所で一点一点丁寧につくられた焚火台は、人と違ったアイテムをお探しの方にもおすすめ。

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経年変化も楽しめるスチール製

RUDOさんのFire Shell 焚き火台

RUDOさんの「Fire Shell 焚き火台」

キャンジョ 橋本さん
無骨なデザインだけでなく、アンティーク調の雰囲気をもつ珍しいデザインの焚火台です。永く使えるスチール製で、経年劣化も一緒に楽しんでいきたいと思える一台。スクエア型も個性的で、アンティーク・ヴィンテージギアとの相性も良さそうです。

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雰囲気を格上げする薪置き台

seventy-eightさんの【薪置き台】 薪スタンド ラック

seventy-eightさんの「【薪置き台】 薪スタンド ラック」

キャンジョ 橋本さん
キャンプ以外でも薪ストーブのあるお家だったら、こんな薪スタンドを使いたい!と思いました。デザインがとてもユニークで、大きな薪も安定して保管できそうです。しっかりと塗装も施してあり、錆や経年劣化にも強いので永く大切に使えるアイテムですよ。

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ナチュラルな木目の雰囲気が魅力

lasaisonさんのたき火テーブル

lasaisonさんの「たき火テーブル」

キャンジョ 橋本さん
焚き火のまわりを囲むように使うことができる囲炉裏テーブル。組み立ても直感的にできるので、簡単でおすすめです。焚き火をしながら、またホットドリンクやお菓子などをつまみながら焚き火を眺めることができるので、キャンプでのチルタイムにおすすめです。

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キャンプの利便性を高める焚き火台ハンガー

ifsさんの【IFS】焚き火ハンガー・焚き火スタンド

ifsさんの「【IFS】焚き火ハンガー・焚き火スタンド」

キャンジョ 橋本さん
焚火台と合わせて持っておきたい焚火台ハンガー。フライパンや鉄板を置いて料理をしたりと焚火台の使い方が広がります。焚き火をしないときは、ランタンハンガーにもなるので、あると便利です。こんなにスリムなのに、ダッチオーブンを置くことができる耐久性もある優れものです。

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焚き火のマナーアイテム

ma2boさんの焚き火リフレクター

ma2boさんの「焚き火リフレクター」

キャンジョ 橋本さん
焚き火のときのマナーとしても持っておきたいアイテム。風がすこし強い日でも火の粉が飛ぶことを防いだり、安定した焚き火を保つためにも必須アイテムです。お気に入りの焚火台をゲットした後は、ぜひ、焚き火マナーアイテムとして使っていきたいアイテムです。

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個性をプラスするウォールナットのグリップ

koto-jpnさんのウォールナット 薪バサミ グリップ

koto-jpnさんの「ウォールナット 薪バサミ グリップ」

キャンジョ 橋本さん
焚き火や薪ストーブを使う際にトングやハサミは必須アイテム。グリップが個性的なデザインで、塗料を使用せずにオーガニック蜜蝋で仕上げてあるこだわりのアイテムです。ぜひキャンプだけでなくご自宅でも愛用いただきたい一品ですよ。

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よくある質問

焚き火台は何のために必要?

地面の植物やバクテリアなどを燃やさないという自然保護の目的や、火災などの事故防止のために使われます。昨今のキャンプ場では直火の焚き火を禁止しているところがほとんどなので、キャンパーの必須アイテムのひとつになっています。

焚き火台の選び方は?

焚き火の選び方は、焚き火や料理といった用途に合わせて選ぶ他、使用人数や素材などで選ぶのがおすすめです。素材によっても特徴がさまざまなので、事前にどのように使用するのかをイメージしてから選ぶようにしましょう。

ソロでもファミリーでも楽しめるおしゃれな焚き火台

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堀田恵里香
この記事を書いたライター
堀田恵里香(ほったえりか)
フリーのエディター・ライター。出版社勤務の経験を生かし、現在はウェブメディアや紙媒体などで執筆中。インテリアや手仕事系のインタビューが得意。趣味は雑貨収集、インスタパトロール、かわいい子ども服探し。

この記事の監修者
キャンプ女子株式会社代表 橋本華恋(はしもとかれん)
7年間のサラリーマン生活の中で週末の趣味だった「キャンプ」の素晴らしさを多くの方に伝えたい!という想いから、キャンプ女子に関するビジネスを発案。2018年6月にインスタグラム『camjyo/キャンジョ』を立ち上げ、翌年にはキャンプ女子株式会社として法人化。現在はすべての人にキャンプを届けることをミッションに、多数のメディア出演や講演会を行いキャンプブームを牽引している。
https://www.camjyo.com/


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