フタ付きどんぶり　朝鮮唐津風（四販・その７）

黒地（濃い茶色）に白い釉薬が妖しく流れた模様（朝鮮唐津風）のフタ付きどんぶり，初代から数えて４代目になります．とある力餅食堂の親子丼を参考にリサイズし，ややずっしりした質感になりました．どんぶり用の浅い鍋からご飯に具材をスライドさせるのも，すんなりいくサイズです．いくつか作りましたが，個体差があるので個別に出品しています． フタはピッタリのものからガタガタのものまでありますが，実生活のフタ使用は食べる前の一瞬で，あとは取り皿としての用途になると思いますので，山盛り具材の上に帽子のようにのせるだけなら一応の役目は果たすはずです．適合の悪いものは「小皿付きどんぶり」と割り切っていただくとお買い得かもしれません． とはいえ，気になる方もおられるはずなので，下記の目安をご参照ください．作品の完成度の目安として，価格にも反映させています． 個体差の目安 フタの適合：B（ガタつきますが，角度によってはうまく収まります） 釉薬の融合具合：C（白黒くっきりで，大部分は白が乗っかった感じです） 釉薬の抜け：B（１〜２カ所，釉薬がずれて地肌が少し出ています） キズの有無：C（高台部分に落ちた釉薬を削った跡が，本体の欠けになっています） 備考：白黒くっきりはお好み次第ですが，本体の欠けは景色としてお楽しみいただけるかどうか……． どの個体もご使用には問題ありませんが，完璧を期すという視点ではいかがなものかという個体もあるかもしれません．「いい感じ」という自己評価で出品していますので，そのフィーリングが合うかどうか，写真をよくご覧いただいた上でご検討ください． サイズ・重量 本体：直径・約17.0cm，高さ・約7.5cm，重さ・約400g フタ：直径・約14.1cm，高さ・約3.3cm，重さ・約190g ＊手作りによるゆがみや個体差，釉薬のムラ・貫入（細かいヒビ）などはご理解の上，「味わい」としてお楽しみいただければ幸いです． ＊陶器の性質上，多少は水が浸みます（「漏れる」わけではありません）．通常のご使用に問題はありませんが，ご承知おきください．