作品説明
【材質】
チェーン、留め金具:ステンレス、合金
ビーズ:ガラス
【サイズ】
環部分約60cm、垂部約15cm
【備考】
随分昔に作った、個人的な実用品です
【雑文】
キリスト教の、中でもカトリックの、一部地域で言われる死後の世界に煉獄というものがあります。極一部でのお話ですのに不思議と日本で有名なのはその性質故でしょうか。そは善人でもなく悪人でもない凡人が死後向かうとされる場で、獄と付いても身を置かれるのは一時のこと、生前に犯したささやかな罪と悔恨を神聖な浄化の炎で焼き清められて後天国へと迎えられる、まさに生の内で迷い続けたまま死を迎えた微罪の子羊達へ用意された救済措置です。仏教の一部にも似た考えがあったように思いますが何というものだったか忘れてしまいました。ともあれ、生きるとは罪重ねることと同義であり、努力だけでは避け切れなかった悲しの罪をもその意を酌んで許してもらえるとの考え方は一般民衆の受けが良かったようです。貧すれば窮す、悩みながら罪を負うのはいつでも貧しき人民でありました。信念の元に罪を犯せるのは贅沢品です。
この一連もまた日々の生活で幾度も辿る指先に耐え得る頑強さのみを目的に、飾りとなるものは一切無く、ファイアポリッシュビーズの光それ一つが財産。炎に身を焼かれそれ故に潤んだ様な輝きを持つ一鎖となっています。合金製センターメダイの表には聖マリアのややこちらを向いた横顔があり、裏には成人した聖イエスの横顔があります。同じく合金のクロス部分はバリの残った粗末な鋳造品ですがイエスの像部分は存外に緻密な、素朴にして信仰深さを感じられる品となっております。
【材質】
チェーン、留め金具:ステンレス、合金
ビーズ:ガラス
【サイズ】
環部分約60cm、垂部約15cm
【備考】
随分昔に作った、個人的な実用品です
【雑文】
キリスト教の、中でもカトリックの、一部地域で言われる死後の世界に煉獄というものがあります。極一部でのお話ですのに不思議と日本で有名なのはその性質故でしょうか。そは善人でもなく悪人でもない凡人が死後向かうとされる場で、獄と付いても身を置かれるのは一時のこと、生前に犯したささやかな罪と悔恨を神聖な浄化の炎で焼き清められて後天国へと迎えられる、まさに生の内で迷い続けたまま死を迎えた微罪の子羊達へ用意された救済措置です。仏教の一部にも似た考えがあったように思いますが何というものだったか忘れてしまいました。ともあれ、生きるとは罪重ねることと同義であり、努力だけでは避け切れなかった悲しの罪をもその意を酌んで許してもらえるとの考え方は一般民衆の受けが良かったようです。貧すれば窮す、悩みながら罪を負うのはいつでも貧しき人民でありました。信念の元に罪を犯せるのは贅沢品です。
この一連もまた日々の生活で幾度も辿る指先に耐え得る頑強さのみを目的に、飾りとなるものは一切無く、ファイアポリッシュビーズの光それ一つが財産。炎に身を焼かれそれ故に潤んだ様な輝きを持つ一鎖となっています。合金製センターメダイの表には聖マリアのややこちらを向いた横顔があり、裏には成人した聖イエスの横顔があります。同じく合金のクロス部分はバリの残った粗末な鋳造品ですがイエスの像部分は存外に緻密な、素朴にして信仰深さを感じられる品となっております。