ボトルメールを抱いた海 ~Clear Sea~(訳あり特価)

森に囲まれた村出身の少年アルケミスト・エリクが『世界中の景色を見てまわる旅』に出たさい、 最初に見たいと思ったものは『海』でした。 海は雄大で荘厳で、水はきぃんと冷たく。そしてそのかいなに小さな瓶をいだいていました。 もう少し、もう少しだけ岸に瓶が近づけば手が届くかもしれない……。 そう思った彼は、砂浜に腰を掛けて瓶の到着を待つことにしました。 エリクはその景色を硝子(フラスコ、と読みます)の中に再現しました。 彼の住む世界・アルカナにあったときには この硝子の中にも波はうねり、海藻は揺れ、貝は歩いていたのですが、 我々の住む世界・地球に持ち込んださい、元素の違いのせいか時が止まってしまいました……。 エリク　『あぁ～…せっかく作ったのに、硝子にひびが入っちゃったよ……』 アシッド『あー、こりゃ圧がかかりすぎたな。慣れないうちは加減が難しいんだよなー』 エリク　『硝子は補修したからさわってもケガすることはないと思うけど……。 　　　　　ひびがあってもかまわないっていう人がいたら、格安でお譲りするんだけどな』 ※写真5枚目のとおり、瓶にひびが入っています。 　レジンで隙間を埋めて補修済みです。 　角度によってはひびは隠れて見えません。