Where am I...

コーヒーを片手にマウンテンバイクを乗りこなす。 人々と挨拶を交わせば、それが合図かのようにストリートミュージシャンが陽気に謳いだす。 そのリズムに乗り、スケーター達は己の技に磨きをかけようと、滑り出す。 パシャパシャと聞こえてくるシャッター音。 街のシンボル「王冠を被り、左手に分厚い本を持ち、右手で松明をかざす」女性像を舐めるように記録する。 メインストリートに入れば、オシャレなカフェや雑貨屋が目に入り、街は常に明るい笑顔と笑い声に溢れている。 Where am I...? ここは僕のイメージの世界。 決してこの世に存在しない、理想な街。