【プロフィール】
名前:アルジ
性別:♂
性格:優しい、心配性、力持ち
身長:18cm(耳含め)
──────────
【心配性なお手伝いさん】パーソナルストーリー
桜の季節。
お手伝いさんもお花見には興味があるようで。
「桜を見に行きませんか?」
アルジくんは眠たそうな顔で提案を続ける。
「冬は寒くて、眠たくて。まだ頭もすっきりしていなくて。桜を見て、春の訪れを感じることができたなら、眠気も晴れるのではないかと思いまして。一緒にいかがです?」
まるで冬眠から目覚めたばかりの熊のような事を言っている。
アルジくん1匹でお花見に行かせるわけにもいかない。
「うん、一緒に行こうか。」
私がそう答えると、アルジくんは優しく微笑んだ。
「では、天気が良ければ明日行きましょう。準備は僕がしておきますね。」
「ありがとう。」
翌日。お花見日和の青空に、私もアルジくんも気分が上がる。
工房の机の上には大きなリュックに大きな袋、更には数個の手提げ袋が用意されていた。
「えーっと...アルジくん?」
予想外の荷物の多さに思わず問いかけた。
「持って行く荷物はどれかな?」
「全部ですよ。」
自然に、それがまるで当たり前であるようにアルジくんは答えた。
全部...。
改めて机の上を見る。
大きなリュック、大きな袋、いくつもの手提げ袋。
どれも中身がギチギチに詰まっている。
「なにが入ってるの?」
アルジくんはひとつの手提げ袋を開けて中から重箱の弁当を取り出した。
「この袋には弁当を入れています。水筒も。足りなくなったり、置き忘れで失ってしまったり、落としてしまったり、様々なトラブルを考え、予備の弁当や水筒も用意しました。」
「よ、予備の、弁当...?」
アルジくんの発想を飲み込めずにいると、アルジくんは別の袋を開けた。
「そしてこちらの袋には、出先で怪我や病気をした時のための薬箱。」
次から次に荷物を開けては説明を繰り返す。
弁当や水筒、それの予備。
応急セットは薬箱ごと1箱。
レジャーシートも非常時のための予備が2枚。
雨が降るといけないと傘、折れる可能性を考え予備で折り畳み傘。
ハンカチやティッシュと別に、バスタオルやウェットティッシュ。
着替え。
寒いかもしれないとコートやブランケット、カイロ等の防寒具。
その他も本当にこれは必要なのか?と思う物が詰められていて、お花見というよりも長期旅行にでも行くかのような荷物の多さ。
「うん...色々と考えてくれているのはすごく伝わった。そこはありがとう。でも、これじゃ荷物の量が多すぎるから、せめてリュックと手提げ袋1つにまとめられるようにしようか。」
「ですが、それだと非常事態に対処できない可能性が...。」
アルジくんは困惑の表情を浮かべる。
「何かあったら、お店で買い足せばいいし、こんなに荷物が多いと重たくて移動が大変でしょ?」
「荷物持ちなら任せてください!僕、力だけはあるので、この量なら簡単に持ち運べます!」
「そうだとしても...ね...?」
アルジくんは少ししょんぼりして弱々しく言う。
「...快適に過ごせるように、トラブルを仮定し不安を取り除く事は......いけないことですか...?」
小熊が救済を求めるようなつぶらな瞳の訴えに勝てるはずもなく...。
「わかった!全部もっていこうか!」
「はい!」
瞬時に笑顔になるアルジくんに少し腑に落ちないところを感じつつも、アルジくんの思いやりを無下にするようなことはしてはいけないと強く思うのだった。
「私も持てる分はちゃんと持つよ!」
「では、1番軽いものをお願いしますね。」
──────────
【制作小話】
大変お久しぶりのアートドール制作となりました。
それでもすごく可愛い子ができたと思います!
丸目よりのタレ目で、優しさのある表情になってくれたかなと。
前髪は基本は真ん中のV字前髪。
根元だけ固定してるので、左右好きな方に流すことも可能。
ちょっとだけ雰囲気が変わるくらいですが...。
【プロフィール】
名前:アルジ
性別:♂
性格:優しい、心配性、力持ち
身長:18cm(耳含め)
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【心配性なお手伝いさん】パーソナルストーリー
桜の季節。
お手伝いさんもお花見には興味があるようで。
「桜を見に行きませんか?」
アルジくんは眠たそうな顔で提案を続ける。
「冬は寒くて、眠たくて。まだ頭もすっきりしていなくて。桜を見て、春の訪れを感じることができたなら、眠気も晴れるのではないかと思いまして。一緒にいかがです?」
まるで冬眠から目覚めたばかりの熊のような事を言っている。
アルジくん1匹でお花見に行かせるわけにもいかない。
「うん、一緒に行こうか。」
私がそう答えると、アルジくんは優しく微笑んだ。
「では、天気が良ければ明日行きましょう。準備は僕がしておきますね。」
「ありがとう。」
翌日。お花見日和の青空に、私もアルジくんも気分が上がる。
工房の机の上には大きなリュックに大きな袋、更には数個の手提げ袋が用意されていた。
「えーっと...アルジくん?」
予想外の荷物の多さに思わず問いかけた。
「持って行く荷物はどれかな?」
「全部ですよ。」
自然に、それがまるで当たり前であるようにアルジくんは答えた。
全部...。
改めて机の上を見る。
大きなリュック、大きな袋、いくつもの手提げ袋。
どれも中身がギチギチに詰まっている。
「なにが入ってるの?」
アルジくんはひとつの手提げ袋を開けて中から重箱の弁当を取り出した。
「この袋には弁当を入れています。水筒も。足りなくなったり、置き忘れで失ってしまったり、落としてしまったり、様々なトラブルを考え、予備の弁当や水筒も用意しました。」
「よ、予備の、弁当...?」
アルジくんの発想を飲み込めずにいると、アルジくんは別の袋を開けた。
「そしてこちらの袋には、出先で怪我や病気をした時のための薬箱。」
次から次に荷物を開けては説明を繰り返す。
弁当や水筒、それの予備。
応急セットは薬箱ごと1箱。
レジャーシートも非常時のための予備が2枚。
雨が降るといけないと傘、折れる可能性を考え予備で折り畳み傘。
ハンカチやティッシュと別に、バスタオルやウェットティッシュ。
着替え。
寒いかもしれないとコートやブランケット、カイロ等の防寒具。
その他も本当にこれは必要なのか?と思う物が詰められていて、お花見というよりも長期旅行にでも行くかのような荷物の多さ。
「うん...色々と考えてくれているのはすごく伝わった。そこはありがとう。でも、これじゃ荷物の量が多すぎるから、せめてリュックと手提げ袋1つにまとめられるようにしようか。」
「ですが、それだと非常事態に対処できない可能性が...。」
アルジくんは困惑の表情を浮かべる。
「何かあったら、お店で買い足せばいいし、こんなに荷物が多いと重たくて移動が大変でしょ?」
「荷物持ちなら任せてください!僕、力だけはあるので、この量なら簡単に持ち運べます!」
「そうだとしても...ね...?」
アルジくんは少ししょんぼりして弱々しく言う。
「...快適に過ごせるように、トラブルを仮定し不安を取り除く事は......いけないことですか...?」
小熊が救済を求めるようなつぶらな瞳の訴えに勝てるはずもなく...。
「わかった!全部もっていこうか!」
「はい!」
瞬時に笑顔になるアルジくんに少し腑に落ちないところを感じつつも、アルジくんの思いやりを無下にするようなことはしてはいけないと強く思うのだった。
「私も持てる分はちゃんと持つよ!」
「では、1番軽いものをお願いしますね。」
──────────
【制作小話】
大変お久しぶりのアートドール制作となりました。
それでもすごく可愛い子ができたと思います!
丸目よりのタレ目で、優しさのある表情になってくれたかなと。
前髪は基本は真ん中のV字前髪。
根元だけ固定してるので、左右好きな方に流すことも可能。
ちょっとだけ雰囲気が変わるくらいですが...。