空気がキンと張り詰めた朝。
ホームの端に立つ駅員は、マフラーに首をうずめながら白い空を見上げていた。
空気が澄んで、音が遠い。
「まるで世界に、僕らだけみたいだね」
そう呟くと、口元から白い息がふわりと浮かび、
ゆっくりと空へ昇って消えていく。
ホームの隅には、首を傾げた雪だるま。
やがて、遠くから微かな振動。
列車が、ゆっくりと近づいてくる合図。
駅員は背筋を伸ばし、冷たい手袋越しに、
ホームの空気を確かめるように深呼吸した。
「...... よし、今日も、無事に」
最後にもう一度、空を見上げる。
白い息が、ぽつり。
それは祈りのように静かに、
誰にも気づかれないまま、冬の空へ消えていった。
「季節を巡る七十二候鉄道、いよいよ最後の季節へ、木枯らしとともに発車いたします!この列車は立冬緩行から小雪、大雪、冬至、小寒を経て大寒緩行へと続きます。各緩行はそれぞれ初候、次候、末候の3つの駅に停まります。長い夜と寒さの下で、着実に蠢き出す生命の気配を感じながら、白く冴え渡る季節を走り抜けましょう。さあ、まもなく発車します!最後まで、良い旅になりますように!」
***
切符のようなミニカードとイラストカードと時刻表のセットです。
切符風のカードはちょっとしたメッセージを書いたり、ノートにコラージュしたり
楽しく使ってもらえると思います!
切符風カードと時刻表に記載されているのは、一年間を72等分し季節の変化を短い言葉で表した七十二候のうちの、冬に区分される18項目を参考とした架空の駅名です。
☆セット内容☆
イラストカード(はがきサイズ)『冬の駅』 1枚 クラフト紙
時刻表 1枚 古紙再生紙やしま
切符風カード 18枚
空気がキンと張り詰めた朝。
ホームの端に立つ駅員は、マフラーに首をうずめながら白い空を見上げていた。
空気が澄んで、音が遠い。
「まるで世界に、僕らだけみたいだね」
そう呟くと、口元から白い息がふわりと浮かび、
ゆっくりと空へ昇って消えていく。
ホームの隅には、首を傾げた雪だるま。
やがて、遠くから微かな振動。
列車が、ゆっくりと近づいてくる合図。
駅員は背筋を伸ばし、冷たい手袋越しに、
ホームの空気を確かめるように深呼吸した。
「...... よし、今日も、無事に」
最後にもう一度、空を見上げる。
白い息が、ぽつり。
それは祈りのように静かに、
誰にも気づかれないまま、冬の空へ消えていった。
「季節を巡る七十二候鉄道、いよいよ最後の季節へ、木枯らしとともに発車いたします!この列車は立冬緩行から小雪、大雪、冬至、小寒を経て大寒緩行へと続きます。各緩行はそれぞれ初候、次候、末候の3つの駅に停まります。長い夜と寒さの下で、着実に蠢き出す生命の気配を感じながら、白く冴え渡る季節を走り抜けましょう。さあ、まもなく発車します!最後まで、良い旅になりますように!」
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切符のようなミニカードとイラストカードと時刻表のセットです。
切符風のカードはちょっとしたメッセージを書いたり、ノートにコラージュしたり
楽しく使ってもらえると思います!
切符風カードと時刻表に記載されているのは、一年間を72等分し季節の変化を短い言葉で表した七十二候のうちの、冬に区分される18項目を参考とした架空の駅名です。
☆セット内容☆
イラストカード(はがきサイズ)『冬の駅』 1枚 クラフト紙
時刻表 1枚 古紙再生紙やしま
切符風カード 18枚