【★縁起物】おのころ水晶と精麻、陶の台座のミニチュア関守石2

淡路島産のおのころ水晶を 栃木産の精麻（野州麻）で結んだ 関守石のミニチュアと陶の台座のセットです。 関守石とは本来、 日本庭園や茶庭（露地）において 「ここから先は立ち入りを控える場所」であることを示すために そっと置かれてきた石です。 止め石、踏止石とも呼ばれ、縄を十文字に結ぶことで 茶会の場などで客人を静かに導く 風情ある目印として用いられてきました。 この作品では、 淡路島で採取されたおのころ水晶が 非常に小さく、また通常に用いる石よりも高品質であることから、 本来の用途ではなく お守りとして、そしてインテリアとして制作しています。 すりガラスのようなやさしい乳白色のおのころ水晶と 極細に撚った精麻は 静かに引き立て合う美しい組み合わせです。 台座には、この作品のために制作した 自作の陶器を合わせました。 陶にあけた点や穴は、 気が滞らずに巡るための通り道。 守りながらも、流れを閉じすぎない在り方を表現しました。 おのころ水晶は “はじまり”や“整え”を象徴するといわれる石です。 そこに、日本の神事にも用いられてきた精麻と 土と火をくぐった陶を合わせ、 日々の暮らしの中で 心と空間を静かに整える存在になるよう ひとつひとつ仕立てました。 玄関や寝室、デスクまわりなど ふと目に入る場所に置いたり、 大切な方への贈り物としてもおすすめです。 小さな石に込めた静かな守りと、 清らかな気配を感じていただけたら嬉しいです。 - - - サイズ・素材 ■ 全体 ・高さ　約75mm（台座含む） ・横幅　約30mm前後 ※手仕事のため、個体差があります ■ 水晶 ・おのころ水晶（淡路島産） ・サイズ　約29mm × 23mm 前後 ■ 素材 ・精麻（栃木県産 野州麻） ・陶器（自作・一点もの）赤土・乳白釉