くす玉：マーブリング柄：赤系と青系（M-0005）

１．「くす玉」とは？ 「くす玉」は、もともと中国の端午節（旧暦5月5日）に由来します。邪気を祓うため、五色の糸や香りの強い薬草を玉の形にまとめて飾ったのが始まりです。日本には奈良時代に伝来し、宮中行事として定着したそうです。「くす玉」の中に、ショウブやヨモギ、ランなどの植物を入れてつるしていたので「薬玉」→「くす玉」となったそうです。 「くす玉」の折り方は多種多様で、いろいろなバージョンが作られており、現在ではインテリアやプレゼント、飾り物など、幅広く、そして多くの人に親しまれています。 ２．「紙」へのこだわり 本品の紙は、PPC用紙（普通紙）にマーブリングの模様をつけたものを使用しています。マーブリング模様をつけるには、バット（浅い容器）に水を張って、そこへマーブリング液を落とし、竹串で模様に動きをつけてから、それを紙に写し取ります。こうすることで「世界にひとつだけの模様」ができます。本品は、紙の表側に青系のマーブリング柄つけてから、裏面に赤系のマーブリング柄をつけることで、くす玉になったとき両面の色がお互いに引き当てあい、やさしいマーブリング柄に仕上げています。 ３．本品の制作方法 本品は５センチ角にカットした紙（上記）を使って、ひし形のピースを６０枚作り、それを組み上げることで球体に仕上げています。 紙にマーブリング技法で模様をつける際に水に浸すので、乾燥したあとに紙がデコボコとしてきれいに折ることができません。そこで、染色後に乾燥させて重しを数日間乗せ、できるだけ平らにしてから切断して折っています。紙のゆがみは多少残っているため折る際は注意が必要ですが、ひとつずつ心を込めて制作しています。 制作時間：２時間３０分 ４．ご利用シーン（例） １）ご自宅用：玄関、リビングの棚、ベッドルーム、テレビボードの上、和室（床の間）、飾り棚など ２）プレゼント用：誕生日、クリスマス、母の日、父の日、バレンタインデー、ホワイトデー、敬老の日、子供の日、結婚記念日、お年賀、入学・卒業祝、就職・退職祝、結婚祝、出産祝、新築祝、引越祝、還暦・喜寿などの長寿祝、快気祝、学校や資格の合格祝、お礼やお返し、試験勉強や仕事を頑張っている人を励ますとき、など ５．作品の仕様 １）くす玉 直径：約85mm、周囲：約280mm、重さ：約11.0g、ピース：60枚使用 形くずれを防ぐためホワイトボンドを使用しています ２）台座 素材：紙（段ボール紙、上質紙）、塗料（ニス等）仕上げ、ホワイトボンド使用 サイズ：タテ約87mm×ヨコ約134mm×厚さ約4mm、重さ：約9.0g デザイン：木彫り柄・英国家具調（アンティーク仕上げ）／板目模様（枠組みあり・アンティーク仕上げ） ６．お届け 厚手の紙箱に梱包してお届けします