「襤褸の本17〜森林鉄道跡地〜」The book of "BORO"17Former Forest Railway Site ジャンクジャーナル

「襤褸の本17〜森林鉄道跡地〜」 The book of "BORO"17 Former Forest Railway Site ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖ 「森林鉄道跡地」 庭続きの茶畑の片隅に 森林鉄道の廃線レールを見つけた どうして忘れていたのだろう 探し求めていた廃線跡地は 庭へと続くいつもの道にあった ➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖ こちらは実話です。染め紙に使っている植物はいずれも廃線跡地側の庭畑から採集しています。 朴葉と栗の木は、森林鉄道廃線跡地の道沿いにある畑から採集しています。かつてレールが通っていた場所の木です。かつてこの木は森林鉄道を眺めたことだと思います。 茶の木の側には森林鉄道の廃線レールが転がっていました。 自分が作ったはずなんだけれど自分が作っていないみたいな感覚になる作品があります。そういう時の作品は本当に作りたいものが作れたという達成感があります。こちらはそんな本です。 このまま本として眺めていただくのもいいですし、コラージュもできる製本方法になっています。 本文用紙は24枚の絵を描く気持ちで草木染め紙を継ぎはぎして、さらにアクリル絵の具やスタンプインク、糸で縫ったり膨大な時間をかけて重ねていきました。はぎれ布も草木染め錆染めです。 綴じる前の写真を始めと終わりの写真に載せています。 ノートの作りについて 表紙の大きさ 約11.3cm×16cm×厚さ約4.5cm 文庫本くらいのサイズ ・ページ数　96ページ〜 24枚綴じていますが、小さなページもあるためもう少し多めのページ数です。 ハードカバー 表紙は忘れ草などの草木染めです。 忘れ草は、山菜として食べられますが、「食べ過ぎると何もかも忘れるよ！」と祖母が言っていました。 夢のようなシルエットだけが残りました。 他に蕗などを染めています。 襤褸の本について 染めてボロボロになっている紙を継ぎはぎしています。できる限り糸の縫い目などは丈夫に作っていますが、ページには破れなど多々あります。修繕しながら育てていただけましたら嬉しいです。 【配送方法について】 配送はゆうパックです。